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東京オリンピック計画最終章

こんばんは。

チームメイトからは犬みたいにタロウと呼ばれてます。

今回はそんなタロウが現在東京オリンピックに出るためにどのような計画を立てているのか説明していきたいと思います。

東京オリンピックの日本代表メンバーは、簡単にいうとFIBAランキング(2020年6月22日時点)の国内TOP10から最低2人、それ以外から最高2人の計4人となります。

Top10に入ったからといって必ず選ばれるわけでもないですし、ましてや代表合宿に呼ばれるわけでもないのですが、何の実績もない僕がTop10に入っていないことには何も始まりません。

僕が代表選考の土俵に立つためには

「Top10に入っていること」

これが必要条件です。

昨シーズンはTop10に入るために、世界に繋がるあらゆる予選に出まくって、トライ&エラーを行い、いいところまで行っては負けてを繰り返してきたわけです。

そして今回、日本選手権で優勝し、念願のマスターズへの切符を手にすることができました。

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ここまで苦しい時期が続いてきましたが、サポートし続けてくれたチーム関係者、応援してくれた皆さんには感謝しかありません。

そして今回出場権を獲得したドーハマスターズですが、実はこれが僕にとって東京オリンピックへのラストチャンスとなります。

どういうことかと言いますと、現在の僕のFIBAポイントは2020年3月4日時点で日本男子29位(24801pts)です。そして現在日本男子10位は広島皆実高校の三谷選手で57362pts。32561ptsの差があるわけです。

最近、FIBAによるポイントシステムの変更があり、プロサーキット、国別対抗戦(アンダー世代を含む)で得られるポイントが相対的にとても大きくなりました。

この32561ptsというのは国内大会ではどうやっても埋められない差なのです。

しかし、今回出場するマスターズは3x3という競技の中で最も得られるポイントが高いです。大会の結果によっては一気にTop10に入ることができます。

また、まだ反映されていないのですが、今回の日本選手権優勝で僕のポイントは約6000pts増える予定です。

残る差は26561pt。

マスターズでは個人の成績によるポイントの配分が大きいのでここからは推測になってしまいますが、26561ptsはドーハマスターズでベスト8に入ることができれば獲得できる可能性があります。

『ドーハマスターズ、何としてもベスト8を果たしたい!』

最近はこれしか考えていません。

試合まで約1ヶ月、そこまでにいかに準備できるかが勝敗を決めるので、1日も無駄にせずやれることを精一杯やっていきたいと思います。

ここで茨城ロボッツ時代に一緒にプレーしたスクーティー先生ことアンドリュー・ランダル選手の名言を紹介します。

『俺たちの仕事は試合への準備をすることだ。試合への準備が試合の結果を決める』

細かい表現は正確ではありませんが、こんな内容のことを言ってました。たしか。(正確じゃないんかい笑)

先生の言葉を心に刻んで残りの1ヶ月を全力で過ごしたいと思います。

そして、冒頭にも書きましたが、Top10に入ることができればオリンピックに出場できるわけではありません。

しかし、入らなければチャンスはない。

これも事実です。

入って初めて選考の土俵に立てる。話はそれから。そこに立てた時に選んでもらえるような選手になるしかないです。

代表選考を良い意味で荒らせる選手になれるように練習を積んでいきます!

僕がオリンピックに出るために出来ることは練習しかないので。笑


では、長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。

また次回!

タロウ


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