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風間塾を終えて

2023年5月からスタートした風間塾が一区切りを迎えました

結果から書くと、半年間目指してきた「セレッソ大阪でコーチになる」という目標は達成することができませんでした

またあとで詳しく書きますが、12月の半ばにスクールのトップの方と面談し、5日後くらいに電話で「スクールコーチの話はなしの方向で。欠員が出た時のリストには入れておく」とのことでした

23年度の風間塾生は合計で17名いて、自分が知ってる限り推薦という形でスクールのトップと面談に進んだのは数名

自分の他の方にはオファーが出ているとのことなので、実際に風間塾応募時に書いていた「セレッソで指導者として働いてくれる仲間を増やす」という趣旨は実行されています

自分の場合、「欠員がないから」という理由だったので、他の塾生にオファーが来て自分には来ないその線引きの基準・理由だけでも教えて欲しいということを問い合わせたところ、

「指導実績が足りない」

というシンプルな答えを頂きました

風間塾の募集には

「指導実績・サッカー経験は問わない」

という書き方をしていたんですが、それは風間塾の募集の段階での話で、そこからもう一歩進んで“採用”というステップに進むためにはやはり、これまでのキャリアも重視されるということでした

これは、もう当たり前と言えば当たり前のこと
どの世界の中途採用にも当てはまるよね、ということを、転職活動2ヶ月目の今(2024年2月22日現在)は体感してます

風間塾を受けながら半年間、名古屋グランパスとASローマが共同で開催した小学生向けのサマーキャンプに通訳で参加したり、高校時代の同級生が顧問している中学校に指導に行ったり、やれることはやってたんですが

いかんせん半年だけなので、やはりそれまで指導でキャリアを築いてきた人や若い大学生と比べた時に、自分の経歴にはスクールが求めるものが足りなかっということ

スクールが求めている人材として、ある程度の年齢であれば「指導実績」が必要であるということ、大学生など若ければそこは問わない、とのことで

このどちらも自分には当てはまらない条件で、やはり風間塾応募の段階でこういうところまで深読みできなかった自分の経験不足、甘さだったと思います

キャリアに関しては半年の受講の中での努力ではどうしようもできないところなので残念ですが受け入れるしかない

これまでのキャリアは関係ない、サッカー経験も関係ない、といういかにも風間監督らしいスタンスに、それなら自分にもチャンスがあるかもしれないと思っていたので

ただ、この歳でC級ライセンスすら取ってないというのは、ある見方をすれば


“ほんとに指導者になりたいの?”

と疑問を持つことは当然であって

スクールという、実際に現場で子供たち相手にしていかなければいけない立場としては、その人のキャリアを見て採用する、という割と一般的なスタンスは、繰り返しますが当たり前

特に教師の体罰やモラハラ等が言われているこの時代にはもう、当たり前すぎること

面接時に、初っ端から「空きがあればオファーがあるかもしれない」と言われたんですが、それも自分の提出した履歴書の経歴を見てのことだと考えれば全て繋がります

風間監督には受講中


“人のせいもののせいにしない”

ということを口酸っぱく言われてたんですが、不採用通知を受けてから2ヶ月経ってようやくそれが実践できてます

受けてから1ヶ月くらいはもう、なんでだよ!言ってることとちゃうやん!という怒りで割と冷静さを失っていましたが、そこから転職活動を本格的にして自分の志向・内面と向き合うということを経て今、不採用となったのはまあ全然普通のことだったなと思えています

こういう実感・体感ができただけでも、風間塾を受けた価値があったと思う

風間塾を受けようかなと迷ってる方には、自信を持って受けることをお勧めします

つづく


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