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パンクラス316 帰ってきた日本MMA

【ウスマン隊長にならえ。漬け時代の到来か】
7月24日新木場スタジオースト、5か月ぶりの開催となったパンクラス。
酒井代表のこの期間における苦慮や開催に向けての尽力については改めて敬意を表し、感謝を申し上げたい。

西&大沢コンビで体制は万全、ネオブラッドトーナメント含む約7時間の興行を振り返りたい。

神興行?!プレリミから好試合連発

力也対女王DATEのガス欠洗濯ばさみフィニッシュに始まり、フェザー級新生ときたかのバックチョーク1本までこれぞパンクラスという試合が続いていた。
(平選手は残念。ただ気持ちは受け取りました)
「楽しすぎる!粗さはあるけれどもこの勢いと若さがみられるのもやっぱいいよなぁ」
と、見てる方の多くのテンションがあがっていたはずだ。
神興行を期待していたし、このままこの流れでと。

ん?・・・・このストレス先週にも

そして群雄割拠のバンダム級に関原翔という面白そうな新生のデビュー。
いっちょかましたってくれに迎え撃つはベテラン土肥。
誰もが関原の豪快なスイングを期待していた。
結果は漬け展開による土肥のユナニマス判定勝利。
次戦のランカー平岡に対しても花レメが同様な展開で判定勝利。

2戦続いてUFC251で魅せたウスマンのパフォーマンスをみているようだった。
もちろん筆者はこのような展開は「ありだけれども、好きではない」というメジャーマジョリティに属しているわけで、モヤモヤ感は半端ではなかった。
大沢氏の解説にもあったように
「判定基準が昔に戻ってきている。コントロール重視」
が、そして王者たるゆえんをみせつけた先週のビックマッチが、しいていうと客のレスが最小限におさえられヤジれないコロナ下での開催が起因してこの漬け師二人を勇気づけたことは間違いない。

この流れには、よりによって前田日明をとなりに呼んだにも関わらずで意気消沈している酒井代表の表情も映し出している。

ISAO勝利も・・・変わった流れにより次回大会に向けて課題か

メインまでいくつかこれぞという試合があったものの、ISAOのこなした試合でメインカードは終了。
悪くはなったが興行という性質を考えるとどうしてももう半歩せめた試合が見たいのが本音。
次回大会堀江筆頭に是非魅せる試合を期待したい。


TRIBETOKYOから新たに

ネオブラットで印象に残った試合。
鹿志村を瞬殺した狩野選手。
仕留める鳳仙軍団からのニューカマーがまたしても現れ、次節HERTSの
中田ヤスタカとの決勝は非常に楽しみである。

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