”駆け出し”はこんなにツラい!動画編集者1年目の現実を教えます

株式会社All in Motions代表取締役の鴻池溜佑と申します。

私は早稲田大学政治経済学部在学中に動画制作を独学で学び、たくさんのクライアントさんと関わらせていただき、ありがたいことに月収100万円以上コンスタントに稼げるフリーランスになりました。

現在は動画制作スクール業と動画制作業を展開しています。

累計動画制作本数2000本以上、起業から2年で年商1億円に到達、言葉通り「動画編集で結果を出した」タイプの人物と言えるかもしれません。

これまで、現場・マネジメント・編集者育成と動画編集のあらゆる分野を一通り経験した私だからこそ語れる、動画編集に限らない「すべての仕事で稼げるようになるための仕事術」をご紹介します。

■ツラすぎる…動画編集1年目の現実

動画編集を始めたいと思っている方。稼げるようになるまでの具体的なイメージをすることはできているでしょうか。 

動画編集に関して様々な動画がYouTubeなどで発信されています。その中では「めちゃくちゃおすすめな副業」「めちゃくちゃ稼げる」といった誰でも簡単に始められ、誰でも楽に稼げるようなイメージを与える動画が多く存在します。

しかし、本当に動画編集はそのように誰でも簡単に始められ、誰でも楽に稼ぐことができるのでしょうか?

そこで、今回は動画編集を初めて1年目のリアルな現状について具体的なロードマップを示しながら、解説していきます。

この記事を最後までお読みいただければ、動画編集を初めて1年のリアルな現状が具体的に理解することができ、これから動画編集を始めていく上でどのような心構えで取り組んでいけばいいのかがわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

■私が動画編集を始めた経緯

私が動画編集を始めたのは2019年の1月。大学生の時です。

当時は当然、何もスキルを持ち合わせていなかったので、今後のビジネスの世界で生きていく為の何かしらの実力をつけていきたいと思っていました。

またどこかの会社に就職して働くというライフスタイルではなく、自分でスキルを身につけて、自分の実力で稼いでいくライフスタイルに憧れていました。 

そんな憧れと危機感を抱いている時に動画編集に出会いました。

 今でこそ、そこそこの稼ぎを得られるようになっていますが始めてから稼げるようになる1年間は本当に大変でした。

ここからどのような部分に悩んで、苦労していたのかを解説していきます。

1.マネタイズまでが遠い

動画編集は短期的に利益を生むということに関してはとても不向きです。なぜなら、まずは自分がスキルを身に付けて、そのスキルを元に営業して仕事を獲得していくことになるからです。
 
そしてスキルを身に付けたとしてもすぐに仕事を獲得できるかわかりません。なぜなら実績がないまま営業をしていかなければならないからです。

さらには仕事を獲得出来たとしても最初はとても低単価な案件ばかりになるかと思います。

YouTubeなどを見ていると「すぐに稼げる」「すぐにマネタイズできる」とか思ってしまいがちですが、正直そんなに現実は甘くありません。

私自身も最初にマネタイズできたのは動画編集を始めて8ヶ月経った時でした。そして報酬は5,000円です。その動画を制作するのにかかった時間は20時間です。非常に厳しいですよね。

ただし、これは当時の私が何も知らないただの大学生だったからというのがあります。

このような状況だったのでとてもきつかった記憶があります(笑)

だからスクールやコミュティなどに入ってどのようなタスクを行えば最短で稼げるようになるのかを理解して、毎日全力で走り抜けることが出来れば私のように長い時間をかけなくても1〜2ヶ月でマネタイズしていくことが可能です。

2.マネタイズ後の動きは?

当時、大学生で初めての仕事を頂いたのですが、仕事を頂いた後の動きが全くわからない状態でした。

・契約書はどうするの?
・請求書は?
・クライアントとのコミュニケーションの取り方は?
・一度打ち合わせしといたほうがいい?

など、様々な疑問が出てきてやるべき事がわかりませんでした。

そんな状態で始めたので当然、クライアントとのやり取りはスムーズに進まずぐちゃぐちゃだったと思います。

せっかく頂けた仕事なのにクライアントワークが上手にできずに失注しかけていました。

また当時はまだ学生だったので社会人としての心構えもしっかりとできていませんでした。

クライアントへの返信が遅かったり、請求書などの処理をおざなりにしてしまったりと、色んなお客さんに迷惑をかけたので社会人としての甘さを痛感しました。

今となってはしっかり事前に受注した後の動きや心構えというのを調べておけば良かったと反省しています。

幸い、私は周りの先輩からアドバイスを頂いて、なんとか解決しながらやっていくことができました。

これから始める方で周りに相談ができる人がいないよ!という方はコミュニティやスクールに入って先人との繋がりを持つようにしたほうがよいと思います。

■フリーランスという肩書きの弱さ

フリーランスという立場は社会的にみると信用力がありません。フリーランスは会社の看板を背負って仕事をしているわけじゃなく、自分の肩書きで仕事ができるので飛んだりしても追う事ができません。

映像制作会社などの会社に発注すれば飛ばれる心配は基本しなくてよいですし、ある程度のクオリティーが担保されるので安心して発注することが出来ます。

しかし、フリーランスに対して発注するとなるとそうはいきません。

途中で飛ばれる(連絡が取れなくなる)んじゃないか?本当に良い仕事をしてくれるのか?など不安を抱いたまま発注することになります。

それゆえ、発注者もフリーランスに発注するのはかなり慎重になります。

よって営業しても厳しい目で見られることになるので仕事を獲得するのも大変ということです。

駆け出しの時は何も提示できるものがないので特に大変です。

私もフリーランスとして駆け出しの時は営業でとても苦労しました。

実績を聞かれたり、過去にどういう仕事をしてきたのかなど色々聞かれましたが、当然駆け出しなので実績などの自分の実力を証明できるものがありませんでした。

なので少しでも使えそうなものは何でも使って営業するしかありません。私で言えば、通っている大学名(早稲田大学)を使ったり、過去に営業したものを少し盛りながら営業して何とかやっていました。

またフリーランスの弱さは動画編集だけではありません。他にもあります。引越しやクレジットカードを作ったりする社会的信用が評価されるような審査は基本的には通りません。

もし本業からフリーランスを目指している方は本業の会社員という肩書きが使えるうちに引越し、クレジットカードを作るなどフリーランスでは難しいことはすべてやっておくことをお勧めします。

もちろんフリーランスになって5〜10年とちゃんと実績を作っていればこれらの信用は得られるようになります。

しかし、会社員よりははるかに大変だということはわかった上で行動していくとよいと思います。

■「駆け出し」という呪縛

ここは私が1番苦労した部分です。

当時、動画編集をずっとやってきた実績もなければビジネスそのものの実績もないし、編集した本数もたかが知れているので自分をアピールする材料が何もありませんでした。なので自分の編集技術が明らかに低いことを自覚している状態でした。

人は自分を駆け出しだ!とか自分がまだまだ!ということを認識すると、営業に弱くなってしまったり、案件を受注できたのに罪悪感が湧いたりします。

フリーランスは自分でプロダクトを作り、自分で納品して価値を提供していきます。

だから自分の力量を分かってる状態で営業し、例えば1万円で案件を頂いたとしたら「駆け出しなのに1万円の案件もらってしまった」とか「もう少し安くしたほうがいいかな」と弱気になったり、申し訳なさが出てしまったりします。

いま、この記事を読んでくれているあなたも共感できることがあるのではないでしょうか?

その時は私もとてもしんどかった記憶があります。明らかに自分よりも上手い人がいることを分かっていながら編集して納品するのでとても心苦しかったです。

ですが、今となって皆さんにできるアドバイスがあります。

それは「あなたが”駆け出し”である事情など、一切クライアントには関係ない」ということです。

クライアントは皆さんを動画編集のプロとして雇ってるので、あなたが「まだ駆け出しなんで」とか「まだ勉強中なんで」とか言う編集者には任せたくありません。当然ですよね?

どれだけ下手だとしてもプロ意識を持って「僕にお任せください!」と自信を持って言ってくれる編集者に仕事を任せたいとなるのがクライアントの心情です。

もし、それでも罪悪感を抱いてしまうという人は無料で受注して実績作りをしていくのもありです。

クライアントからお金を貰って仕事をするのであればちゃんとフリーランスの動画編集者というプロ意識を持ち、しっかりと自分の仕事を最大限にこなしていきましょう。

このようなマインドを持って臨まなければ、いざ営業をする時に無意識に値引きしてしまったり、割に合わない仕事を受注してしまったりしてしまいます。

それは自分の動画編集者としてのキャリアの成長スピードが遅くなるということです。
 
だから、せっかく受注した仕事に対しては自分が全力で取り組み、あなたが出せる最大限の価値を提供していくことがとても大切です。

この駆け出しという呪縛に囚われている人はとても多いので、ぜひプロ意識を持ってしっかりと活動していっていただければと思います。

■最後に

今回は「ツラすぎる動画編集者1年目の現実」というテーマで私の経験を元にお話させて頂きました。

読んでいただければわかると思いますが、お世辞にも動画編集という世界は楽ではありませんし、最初は本当に大変です。

ですが、それはどんな世界でも同様です。

駆け出しの時は苦労してなんぼだと思います。

このきつい最初の1年間を乗り越えることができればきっとあなたの人生にとって、とてもプラスな影響をもたらしてくれるはずです。

これから動画編集を始めるというそこのあなた。

最低でも1年間、絶対に継続してください。

とはいえ、

・どうやって案件を獲得できるのかわからない
・継続して稼げるか自身がない
・自分の動画編集スキルにまだまだ不安がある

 こんな悩みを持っている方は、ぜひ取れる選択肢の一つとしてAIM Creators Collegeを検討してみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

またお会いしましょう。


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