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「Potsunen」と私の共通点を無理やり探す

小林賢太郎さんの舞台に、Potsunenというシリーズがある。

8年ほど前に私がうつ病で3ヶ月間ずーっと寝ていた時。
あまりにも暇すぎてラーメンズのコントを見尽くしてしまい、関連動画として出てきたのが『Drop』の「コミヤヤマ」である。
「小林さん、ソロもやるんだ」と思い、ワクワクしながら三角のボタンに親指を持っていった。
すでにこの時には前述のブログの通り、ラーメンズのことはおかしくなるほど好きだったので、なんの抵抗もなく見ようと思えた。

(前回のブログはこちら↓)


動画を見る前、「実は小林賢太郎という男は、片桐仁なくしてはただのつまらないお兄さんなのでは?」という不安が少しでもあったことは、この場を借りて小林賢太郎さんに心の底から謝罪したい。
いや、片桐さんとのコンビも大好きなんですけどね。


これです。
私の創作意欲を、今もなお突き動かし続ける作品。

この「コミヤヤマ」というコントに出てくる架空の学問「応用雑学」の考え方が、まさに「大人が本気でふざける」という私の人生のコンセプトに合致するのだ。

具体的な内容はネタバレになるので割愛するが、
「大人がガチでアホなことをして学問にしちゃった」というのが、私を

「脳が気持ちいい」

という状態にさせた。
怖かった、絶対依存すると思った。
まぁすでにラーメンズにはかなり依存していたが。

自分も「応用雑学」をやってみたい。
どうでもいいことにエネルギーを注ぐことの豊かさと心地よさをもっと感じたい。
この動画を見るたび、そんな想いがどんどん募る。
これこそ、私が求めている「脳の気持ちよさ」だ。

この人生観を色々な人とシェアしたいのだが、
残念ながら私は「ちょっと変な人」らしく、
このコントを友達に紹介すると、まるで「ねずみ講やってんだろお前」みたいな顔をされた。
そんなに怪しいモノか、「コミヤヤマ」って?
「もっとふざけて生きてくれよ、俺の友達を名乗っているのなら」と思ったりもした。

もう一点、「その言葉をそこで使うか?」ということが多いのも彼のコントの特徴ではないかと思う。
その点も私のお気に入りの部分だ。
自分で話す時も他人の話を聞いている時も
「妙に大袈裟に言う」というのが本当に大好きで、
小林さんはラーメンズ時代からそういうことがよくあった。
「センタージョイント」という言葉が、まさかそんなところで使われるなんて。というのを是非注目してコントを視聴していただきたい。

「ラーメンズ好きの人って、『フツーの人にはこのコントの良さが分かるまい、俺はセンスがいい』と思ってそう」って何度も言われたが、なんのダメージも受けない。
それでも俺はラーメンズとPotsunenを愛す。

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