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2月3日 ABCラジオ浦川泰幸の健康道場プラス 隆祥館書店店主 二村知子の今週の一冊は、 『正チャンの冒険ザ・コンプリート』 織田小星/原作 樺島勝一/作画出版社名viviON です。

今なお色あせない、100年前の幻の冒険ファンタジー漫画が復刻!
全4コマ漫画を復刻収録。旧仮名遣いを新仮名遣いに改め、すべての年齢の方が楽しめる内容となっております。

1923年(大正12年)に「日刊アサヒグラフ」で連載が始まった『正チャンの冒険』は、少年の正チャンが、相棒のリスと共に、時空を超え、宇宙を旅し、あらゆる世界を冒険するファンタジー漫画です。

日本初の日刊連載漫画ともいわれる作品で、その冒険ストーリーは、当時の少年少女の心をわし掴みにしました。
いまでこそよく見る、ニット帽にボンボンがついたあのスタイルは、作品内で正チャンがよくかぶっていたこともあり、「正チャン帽」と呼ばれて大ヒット。

日本で初めてのキャラクター商品にもなり、のちの日本の漫画家へ大きな影響を与えました。 アンパンマンで有名な、やなせたかし 手塚治虫 水木しげる 藤子不二雄も読んでいたといいます。


正ちゃんの冒険

「ボンボン飾りのついたニット帽、いわゆる“正ちゃん帽”の元となった『正チャンの冒険』連載開始からちょうど100年目の昨年、全話を網羅し、読みやすいひらがな+漢字表記にあらためた完全版をついに刊行することができました。

この『正チャンの冒険』の作画を担当した椛島勝一さんのお孫さんが、椛島良介さんで、編集作業にもかかわられたそうです。また、冒険つながりでいうと、集英社のコミック「ジョジョの奇妙な冒険」の初代編集長でもあります。

あの「のらくろ」よりも早い、日本のキャラクター漫画の出発点ともいうべき『正チャンの冒険』。

椛島良介さんによる、トークイベントは、
2月3日本日、15時からです。
あの伝説のコミック「ジョジョの奇妙な冒険」初代編集長、椛島良介さんに聴く

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