12月23日 ABCラジオ浦川泰幸の健康道場プラス 隆祥館書店店主 二村知子の今週の一冊は、 スロヴァキア在住の絵本作家、降矢ななさんが描かれた 「クリスマス マーケット ちいさなクロのおはなし」です。
表紙からとてもかわいい
クリスマスマーケットでのおはなしです。
12月、街にクリスマスマーケットがたちました。朝、焼き栗売りのおばさんが店を開けていると、ツリーのほうからなきごえがします。そこにいたのは子犬でした。
かわいい、まっくろな子犬
なんともかわいい描き方です。
クロと名づけられた子犬は、マーケットでみんなの人気者になります。
でも、みんな、おうちに連れて帰ることはできません。
焼きぐり売りのおばさんは、クリスマスがくるまでに、クロをもらってくれる人が見つかるようお店に張り紙を出しました。
ある日、ぬいぐるみの犬「スノゥ」を連れたなーちゃんがやってきました。
クロは、スノゥが気になってしかたがないようで……。
そのまま、あとをついていくのです。
このページのクリスマスマーケットの出店、一軒、一軒「民芸品やさん」「あまいおかし、温かいおちゃ」のお店の絵も、そして「ろうそくやさん」のろうそく一本一本、丁寧に書かれていて、可愛くて、見いってしまいます。
あることがおこり、クロは、な-ちゃんを探しています。
このページは、手前にクロの可愛い顔のアップ、
必死で聴き耳を立てている、ぴょこんと立てた可愛い耳
クリスマスマーケットの色々な音が聞こえてきます。
おじさんが焼くソーセージの音
ベルの音 (それぞれの絵もかわいいのです。)
その時クロの耳には、女の子の泣き声が飛び込んできました。
アコーディオンを弾いている人や、シチューを作っている人、冬なのになんとも温かい感じのする絵なのです。
そんな、この絵の端の方に女の子とお母さんが見えます。
最後のページの絵がなんともかわいい
ぬいぐるみのスノウをリュックに入れて
クロを抱いて、3人で帰る姿
クリスマスにぴったりの、心あたたまるお話です。です。
隆祥館書店で絶賛発売中です!
ぜひ、お求めいただきたい一冊です。
絵本の配送も受け付けています。
06-6768-1023
隆祥館書店 ホームペ-ジ
https://ryushokanbook.com
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