行脚 14日目 熊野本宮~十津川

これは2009年に滋賀県大津市から伊勢神宮へ、そのまま和歌山へ下がり、西国三十三所を歩き遍路をしたお話です。

14日目、今回は熊野本宮から十津川村への道です。この日は河川敷で野宿をしましたが怖くて全然寝れなかったのを覚えています💦


日記が遅れました。。実は昨日は野宿したので電池を気にして更新しませんでした。
熊野本宮からそのまま北に十津川村方面に向かいました。高野山へ向かうには龍神方面と十津川方面に分かれますが、十津川には温泉があって民宿がたくさんあったからです。

ところがどっこい、8時間かけて十津川の観光案内所までたどり着いて空きの民宿を調べてもらったらどこも空いてないんです!平日ということと、たまたま民宿協会の旅行で民宿の主らがおらず、殆どが休みやったんです。

まさかの展開。。前の日は長い山道をかなりハードに歩いたので、少しだけでも進んで早めに休もうと思ってた矢先に宿がない。観光案内のおばちゃんもかなり心配してくれていろいろ探してくれましたが、どこもアウト!

これはやばい どうしようと考えてもどうしようもなく、おばちゃんにお礼を言ってとりあえず野宿できる場所を探します。といっても田舎でそんな場所もなく、試しに広場で寝転がってみましたが虫が多くて寝られる環境ではありません。

もうこれは仕方ない、歩いていればきっとなんとかなると思い切って再出発。先が見えないことへの不安で、こんなテンションの低い行脚は初めてです。なんとかなるやろーがなんとかならんかった瞬間です。

時計を見るともう5時。。地図を見ると先に二つほど大きなトンネルがあるので、暗くなるまでに絶対トンネルだけは抜けたかったので目標に行きます。

最後のトンネルを抜けた辺りから暗くなりだし、気が付けば8時。。外灯一つない山道でポツンと坊主が一匹。暗すぎて前さえ見えなくなったので、泣く泣く河川敷で野宿となりました。

今日に続く・・

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