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突然ですが語ります。高校1年生編

刻むなよ。

そう思われた方が多くいらっしゃると思います。

あんなに内容薄い3年間をダラダラと話した次に、なんで高校は1年ごとなんだよ、と。

高校時代はとにかく内容が濃すぎたからです。
特濃です。脂肪分だらけです。

とりあえず本編入ります。

2人とも別々の高校に入学して、
ついに会う時間も削られたのですが、
2人はついに約束していた、あの、

ハイスクールマンザイ

に挑むことにしたのです。

ハイスクールマンザイは、イオンと吉本興業がタッグを組んで毎年行われている高校生の漫才の大会で、全国から漫才大好きな精鋭達がこぞって参加。
大会の流れとしては、

動画予選(3回)→
全国6ブロック、イオンモールで準決勝→
なんばグランド花月で勝ち上がった8組が決勝
(関東・関西ブロックは2枠ずつ)

といった感じ。
とにかくまず目指すべきは予選の突破。
準決勝は芸人さんのMCだからだ。

人気の芸人さんに会ってみたい。

高校1年生のハイスクールマンザイ2016、
司会を務めてくださったのは、
パンサーの御三方。

ね、普通に豪華でしょ。

まずは2分の動画予選を突破せねば。

健太郎とまず記念すべき1回目の予選に挑むことに。

その時のネタは忘れもしない、

健太郎の最初の3つのセリフ、頭文字を繋げると
「えのき」になり、えのきの妖精と言い張る健太郎をツッコむネタ。

今皆さんが感じた感情を、今の僕は持ち合わせています。

どういうこと?

はい。どういうこと?ですね。ほんとに、どういうこと?ですね。1回棒に振ってますねこれ。
中学からネタ書いてたんじゃねえのかよって。

KentaRyuはここからの伸び率と捉えてもらって構わないです。

当たり前のように1回目は通過ならず。

まだあと2回あります。

2回目に選んだネタ。
合格発表のネタ。
えのきのネタよりは1億倍いいものが出来た。

勝てる。そう思ったのですが。
あっさり不合格。

3回目。もうラスト。早い。
とりあえずもう、その時2人で笑ったネタにしよう、と、結婚式のネタ。
神父がボケる、新郎がツッコむ。
シンプルすぎるネタ。
でもなんか赤城乳業を愛しますか?とか言ったな。
なんなんだろあのネタ。
今考えても受かるわけないやん。

受かりました

なんで???

とりあえず、準決勝の舞台には進めることに。
北海道・東北ブロックは自分たちを含めて5組。
20%。

予選が受かって母親に、
「ハイスクールマンザイの予選に受かったので仙台の準決勝に行きたい」
と伝えたら。
「ダメ。」
めのまえが まっくらになった…

それでも諦めたくなくて、必死に説得。
なんとか今回限りと許可をもらっていざ仙台へ。

準決勝当日。高速バスに乗り込んで緊張の面持ち。
それでもしばらくしたら仙台に遊びに行く感覚になって、仙台駅に到着。
切符を買って、目的地の名取のイオンモールの最寄りの杜せきのした駅へ。
到着。改札を通っ……

"パンポーン"

ん???なんで???

どうやら買う切符が違かったらしく、駅員さんに対応してもらって、いざ、イオンモールへ。

会場に到着すると、コテコテの関西弁のスタッフさんが。

「とりあえず写真撮るからそこで好きなポーズとって」

2人でなんとなーく肩を組んでみたら

「君たちそれジャルジャルやん!」

ジャルジャルさんの宣材写真、確かに肩組んでた。無意識ジャルジャル。

そんなことをしてたら、出番順の発表。

出番順は運営が秘密の決め方で既に決定していました。
軽いネタバレですが、KentaRyuはこの先出番順には恵まれません。本当です。

緊張の出番順は……

5組中の2番手。

トップバッターは免れながらも、2番手かぁ、という気持ち。

ネタは、「選手宣誓」。
言い間違いをどんどん訂正していくシンプル漫才。
高校1年生にしてはシンプルすぎる漫才。
はっちゃける訳でもなく、貫禄がある訳でもない。シンプル。

大会がスタート。
軽いMCが行われ、トップバッターが漫才を披露。
男女コンビ。内容は競馬。

競馬?!
嘘だろ、高校生の漫才の大会だぞ。

トップバッターが漫才を終える。
緊張の2番手。

それなりの出来。お客さんも笑っていた。

気づいたら2分が終わって。

「もうええわ」

そうか。これがお客さんの前で漫才をするということか。
初めての感覚。
そして。
腰の痛み。
何があったんだろう、全く動きはなかったのに。

とはいえ、終わったあとは、MCとのトーク。

目の前にパンサーさん。それも緊張。
事前のアンケートの内容からトーク。
健太郎が抱く不満、「草野は声が大きい」。
そこまでじゃないのに。

急遽尾形さんと大声対決に。
尾形さんが「サンキュー!!!」
何を言ったらいいか分からず、俺は

ありがと〜〜!!!

和訳しやがって。日本人すぎるだろ。

みんな笑ってた。なんなら1番みんな笑ってた。

全組ネタの終了後にパンサーさんがネタを披露。
審査結果待ち。うまく笑えない。
ドキドキがすごい。

ネタが終わると、審査結果の発表。
ドラムロール。心臓に悪い。
「エントリーナンバー!○○!ササタニ!」

負けた。1年目の夏。
でも、なんだか楽しかったから、良かった、そんな感じに思えた。

あと2回あるし。ここから成長だ。

健太郎もそんな顔をしていた。

高校1年生の夏は、ここで終わり。

次回、2年生編。

漫才人生の転機となった2年生。
ここがあったから今のKentaRyuがある、編

それでは、おやすみなさい
今日は月が綺麗でスヤァ。


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