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VFD禁止後でも強い!?勇者電脳堺について徹底解説します!!

1.自己紹介

初めまして、リュウ(@stay_ryu)と申します!普段は東京や千葉を中心に遊戯王をしており、週末などは関東圏行われているCSなどの大型非公認大会に出場をしています。
主な大会実績は、
CS等の大型非公認大会 優勝10回、準優勝11回、ベスト4以上多数
とまだまだ成長に努めています。。。

今回は、10月から施行されるリミットレギュレーション発表後から調整を重ねて使用し、CSで19勝3敗1分と優勝等の結果は残せなかったですが勝率80%以上だった「勇者電脳堺」について徹底解説していきたいと思います!

何か些細なことでも質問等があれば、私のTwitterのホームに質問箱を設けているのでそこから聞いてくださると幸いです!

VFDが禁止になってしまったけど電脳堺を使いたい!
勇者電脳堺が気になっている!
これから勇者電脳堺を使ってみたい!

と思っている方にはぜひ読んで頂きたいです!!

また、このような記事をを書くのは初の試みなので至らない点もございますがどうか最後までお付き合い頂けたら幸いです。

2.「勇者電脳堺」を使用した経緯

VFDが禁止にかかる前の環境でも圧倒的な展開力を持ちかつ、電脳堺門–朱雀による罠の妨害も強力で、最強の封殺カードであるVFDが簡単に出せる電脳堺を使用しておりました。

がしかし、今回のリミットレギュレーションでVFDがついに禁止となってしまい、前環境ほどの制圧力は無くなってしまいました。

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(ついでに、強欲で貪欲な壺PSYフレームギア–γも規制されました…。)

ですが、電脳堺のギミック自体は規制を受けなかったため、メインギミックの強さは健在したままです。
リミットレギュレーション発表後まもなく、海外の電脳堺が採用していた召喚獣カリギュラを採用し、メインにスキルドレインを投入した電脳堺を使用していました。

以下考えていた構築です。

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しかし、召喚獣カリギュラはフィールドにいるときのみ、効果使用の制限があり、フィールドから退いてしまうとなんの妨害にもならないのが弱点で、また、お互い効果の使用制限があるため、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンと手札誘発をそれぞれ使うことができないのが難点でした。(調整している時に何回か弊害が出てしまいました…。)

さらに、現在の環境では、禁じられた一滴冥王結界波が強い環境であり、この構築だとそれらを重く受けてしまい、電脳堺門–朱雀や素引きのスキルドレインのみで戦わなくていけなくなるのが弱く感じてしまい、このプランは断念しました。

そこで目をつけたのが、〈デッキビルドパック・グランド・クリエイターズ〉で新収録されたテーマである「勇者」です。

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アラメシアの儀が見るからにパワーが段違いに高く、最低限の枚数でギミックを回すことができる勇者が魅力的で、勇者トークンは☆4、流離のグリフォンライダーは☆7なので、電脳堺と組み合わせることで、☆10のシンクロモンスターを容易にフィールドに出すことができることと、聖殿の水遣いは☆3なので、先行なら従来の電脳堺と同じく☆6、☆9のシンクロモンスターを出すことができ、後攻なら幻影騎士団ブレイクソードになれるのが強いと感じました。
召喚権を使わずに前にモンスターを並べられるのも強みの一つで、上級の電脳堺モンスターしか引いてない時にも、アドバンス召喚から動けたりするのが非常に強力だと感じました。

また、電脳堺の強みでもあるランク6エクシーズを容易に出せることから、永遠の淑女ベアトリーチェを経由して聖殿の水遣いを墓地に落とすことで、電脳堺の動きだけで勇者ギミックに触れられることがとてつもなく噛み合っていると感じました。(アラメシアの儀による召喚モンスターが効果を使用することができないデメリットも電脳堺には全く関係ありません!)

さらに、前環境よりも原始生命態ニビルに強く、流離のグリフォンライダーを5回目の特殊召喚までに出せればニビルのケアをすることができます。その後、☆10のシンクロモンスターであるフルール・ド・バロネスを出すことで継続してニビルをもらうことなく先行展開をすることができます。 

以上の点から、逆に勇者と電脳堺を組み合わせて使わない理由がないなと感じ、デッキの構築を始めました。

3.デッキ構築

まずは、構築についてです。

・メインデッキ42枚

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・エクストラデッキ、サイドデッキ各15枚

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以上が使用していた勇者電脳堺の構築になります。
サイドデッキはCSごとに各デッキの分布などを考えて多少変えた部分はありましたが基本はこの形を使用していました。

流行りの禁じられた一滴にある程度の耐性があったり、超融合をもらわない点なども強く感じています。

・メインデスサイズ投入でエクストラを封じるプランについて

メインからアーティファクト・デスサイズを投入して相手のエクストラを封じるプランも考えたのですが、勇者に対して無力だったり、エルドリッチが一定数分布していたりと、デスサイズをデッキのゴールにするのが弱いと感じたので、サイドプランとして投入して、メインは上記の形にしました。

次は各カードの採用理由について述べていきたいと思います。

4.メインデッキの採用カードについて

まずは、メインデッキ42枚のカードの採用理由についてです。

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