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2段階認証でもsmtp.gmail.comを使えるようにする

前回の記事で自動で2段階認証が設定されるようになりました。
※2段階認証を外すことも可能です。

そんな時に困るのがsmtp.gmail.comを使ってメール送信をしているシステムについてです。

下記にアクセスして、安全性の低いアプリのアクセスにチェックを入れてメール送信するのも良いと思うのですが、セキュリティにも配慮したいですよね♪
https://myaccount.google.com/lesssecureapps

安全性の低いアプリのアクセス

ちなみに2段階認証のアカウントだとこちらは設定できません。
こちらのような画面になります。

安全性の低いアプリのアクセス

メール送信をしてみる

じゃあ実際にどのような設定にするかというのを書いていきます。

1. https://myaccount.google.com/ にアクセスします。

2.「セキュリティ」のタブをクリックします。
3.「Google へのログイン」欄の「アプリパスワード」をクリックします。
4.設定したいGoogleアカウントでログインします。※パスワードを聞かれると思います。
5.「アプリパスワード画面」を開きます。
6.アプリとデバイスを選択してください。
 「デバイスの選択」欄で端末(iPhoneなど)を選択し、「アプリを選択」で、端末でログインしたいアプリを選択し「生成」します。
 ※Webサイトなどで使う場合は、「デバイス選択」欄でその他(名前を入力)で設定してください。
7.「生成されたアプリパスワード」という画面が開き、認証用のパスワードが表示されるのでメモしておきます。

アプリ_パスワード


8.あとはWebサイトなどで、生成されたアプリパスワードをGoogleアカウントのパスワードとしてその文字列を設定します。

Laravelの.envだとこんな感じです。

MAIL_DRIVER=smtp
MAIL_HOST=smtp.gmail.com
MAIL_PORT=465
MAIL_USERNAME=test@gmail.com   # メールアドレスを設定
MAIL_PASSWORD=xxxxxxxxxxxxxxxxx # アプリパスワードを設定
MAIL_ENCRYPTION=ssl
MAIL_PRETEND=false

以上です。

gmailを使うと簡単にメール送信できるので、簡易的にシステムを作るには良いかなと思います。

ちゃんとしたシステムでならsendgridとか使っても良いかもですね。

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