龍のウロコの詩:思春期

思春期に

僕は君を好きになった

あの駅での待ち伏せ

何度も書き直した名無しの権兵衛の恋文

想いだけ重くなる

地球の重力が何倍にも重くなった

ブラックホールを呼び寄せ

僕はいったいどこに行ってしまったのだろう?

さよなら、そして、ごきげんよう

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