龍の子と伝える、私の占い師としての在り方について。
こんにちは!
占い屋リュウノスミカです🐉🔮
本日もInstagramのみの更新をする予定でしたが、思いの外長くなってしまったのでこちらへ書き記そうと思います。
ということで、参りましょう!
本日の一枚【龍生九子 蒲牢(ほろう)】
中国より、龍は九匹の似ていない子を産むと言われており、蒲牢はそのうちの四番目の子となります🐲
この龍の子はお寺なんかにある鐘の装飾のモチーフにされたりするのですが、特徴として大きなお魚が苦手というものがあり、中国では蒲牢の近くに大きな魚のモチーフ(鯨、くじらではない)をあえて置いて怯えさせて、吼えさせる(震えさせる)ことによって鐘を鳴らすという意図が用いられていたそうです。
ビビりな子が故にそういった役割りを与えられているのでしょうか…少し不憫にも感じます。
このカードからのメッセージとしては、これは私が占い師として常に意識をしている事でもあるのですが、
「お客様を不安にさせない事」
を大切にして鑑定してゆきなさい、という事なのではないかなぁとわたしは思いました。
残念な事に、占い師の方の中には善意、悪意関係なく、お客様の恐怖を煽って自身の売上に繋げようとしてしまう方も一定数いらっしゃいます(本当にすごい力を持ってらっしゃる方ほど多い気がします…)
まさしくお客様を蒲牢に例えて、あえて蒲牢の苦手とする魚のような不安や恐怖の鑑定結果を伝え、震えさせて自分の利益とするような方達です。
占い師だけではありません。
身近にある例なんかとしては、マルチ商法や宗教などに携わる人達にもそう言えるのではないでしょうか?
例え善意からのアドバイスや推奨だとしても、自分の気が進まないというのであれば、無理にやったり買ったりしても意味はないですよね。
スミカを訪れたお客様にも、
「別の占い師にこれをしないとダメと言われた、もう本当にダメかもしれない」
「他の占い師にこう言われてしまって不安なんです」
と、よく相談されるのですが、これは占い師のアドバイスとしてはいかがなものかと思ったりしています。
占い師において大切なのは、お客様がご自身のできる範囲での努力をするお手伝いをさせていただくこと、だと私は考えます。
大切なのは本人の気持ち、考えなんです。
あれをしないとダメ、これをしないとダメ、なんて事は基本的にないはずです。
例えば、
「これをしないとご先祖様が祟る」
なんてアドバイスなんかもそうではないでしょうか?
果たして、子孫を守るためについてくださるご先祖様がその子孫を祟るなんてあり得るのでしょうか?
わたしの答えはノーです。
強いて言わせていただくのなら、
「これをするとご先祖様との繋がりが深まり、あなたに力を貸しやすくなるよ」
という事だと思います。
例えばお墓参りに行って心のなかでご先祖様とお話をしたり、お仏壇に手を合わせて近況報告をしてみたり。
ネガティブ由来からの行動を促すのではなく、ポジティブ由来からの行動のほうが前向きになりやすいですよね。
リュウノスミカは、なんの根拠もなくただふわふわキラキラとしたスピリチュアルに傾倒するのではなく、まずは私達人間の生きる力、考える力を伸ばした上で、そういった世界への見地を深めてゆき、本人の生きやすさに繋げてゆけるような場所でありたい。
私は、お客様自身が考えてたどり着いた答えや発想を大切にして、これからどうしてゆくのかを一緒に考えさせていただいてゆきたい。
もちろんアドバイスをさせていただくこともありますが、基本的にはあくまで本人のできる範囲で、または本人の考えにほんの少しだけ助言をさせていただく事を意識しております。
スミカに来て頂いたときには、儀式やお呪いなんかといった小難しい事や、恐怖や不安を煽るようなアドバイスをさせていただくことはありませんので安心してお越しくださいね。
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