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楽天モバイルやLINEMOの圏外病のときにまずチェックすべきところ

先日もの凄く古いiPhoneをやや古いiPhoneに変えたのですが、その際に久しぶりに圏外病になりました。その前にも同じ目に遭って同じ方法で解決したのですが、意外にネットで調べてもすぐにヒットしないので、ひっそりとメモしておきます。
どこかの3人くらいの方の役に立てばいいかな、というくらいで。

楽天モバイルの場合

今回は、長年こき使ってきたiPhone 7 Plusがさすがにヘタってきたりメモリが苦しくなってきたのでセミリタイアさせたのですが、まだ使えないことはなく、楽天グループに勤める友人の義理で持っている楽天モバイルのナノSIMを挿してサブ機として使おうと考えました。
楽天モバイルのオンラインマニュアルを見ると、iPhone 7以降はサポート対象であり、SIMを挿して再起動すれば特に設定しなくてもすぐに使える、とあります。
という訳でいったん電源を切ってSIMを挿れて再起動したものの、「圏外」のマークが消えません。昔、最低でも圏外といった変な方がいましたが、本当に圏外は最低です(怒)。
いくつかネットで調べてみたのですが、iOSのバージョンも合っているし、あとは再起動すればプリセットされた設定で勝手に電波を掴む、としか書いてありません。

悪いのは前のAPNプロファイル

横溝正史シリーズのファンなので、悪いのは松子奥様(「犬神家の一族」)か、一人で罪を被った家庭教師の神尾先生(「女王蜂」)のような気もしますが、このような謎の圏外病の時、悪さをしているのは、前のキャリアの設定ファイルである可能性があります。
今回もその可能性があると思い、「設定」→「VPNとプロファイル」を見ると、果たして古いLINEMOのプロファイルが残っていました。

古いAPNプロファイルが邪魔をする

電波は楽天のモノを掴まないといけないのに、設定情報はLINEMOのままなので、これでは上手く行くわけがありません。
ということで、「プロファイルを削除」を押して、プロファイルを消します。
この後再起動すると、今度はようやく楽天モバイルの電波を掴んでくれました。

ついに楽天の電波を掴んだ

まあ、サブ機なんであまり使うことはないとは思いますが、友情のために毎月千円払うのもどうなんでしょう・・・。

番外編・LINEモバイルの場合

さて今回、キャリアのアクセス情報のプロファイルが原因と気付いたのには伏線があり、昨年、子どもの、といっても身長179cmのオレが見上げる程の大男の大学生ですが、iPhone 8のSIMをLINEモバイルからLINEMOに変えた時の経験がベースになっています。
こっちの方が安くて容量も多く、パケットを使い切ってもいちおう1Mで通信できたり使い勝手もいいから、とSIMを入れ替えたのですが、何と4Gの回線を掴んでくれず、ずっと3Gのまま。

電波は掴むものの3Gのまま

同じソフトバンクの回線同士なんで、今回のように繋がらないということはなかったのですが、3Gなので通話とSMSしか出来ません。
幸い休日でしたが、(オレは出掛けたいのにオヤジどうしてくれる)という息子の冷ややかな視線。

その際に、あれこれ設定画面を見て、前のLINEモバイルのAPNプロファイルがあることを発見し、ようやく4Gを掴まない理由が分かり、このファイルを削除したら、無事にLINEMOの4G回線を掴んでくれたということがありました。
まあ昔からDIYと称してそんな試行錯誤に何百時間、何千時間とムダに時間を使ってきたので、今更なんですが、せっかくの休日、2時間近くムダな時間を使いました(涙)。

という感じで、もしせっかく格安SIMに入れ替えたのに、圏外病で困っている人がいたら、この投稿にヒットしていただけるといいな、と思っています。

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