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優化

優化

劣化していく自分
劣化した環境
劣化した社会

劣化。

あまりに響きの悪い言葉

反対語を検索して

素敵な言葉を発見した

以下、原文

優化

辞書で反対語を調べてもなかなか見つからない言葉がある。
例えば「劣化」の反対語は何か。
手元の辞書では見つからない。
反対語として「優化」があってもよさそうなのに、
少なくとも日本語にはない。
なぜ劣化があって優化がないのだろう。

http://harashima-lab.jp/?s=優化&submit=Search

原島博 さんの呟きより抜粋・転記

優化 2016.05.15-05.21

辞書で反対語を調べてもなかなか見つからない言葉がある。
例えば「劣化」の反対語は何か。
手元の辞書では見つからない。
反対語として「優化」があってもよさそうなのに、
少なくとも日本語にはない。
なぜ劣化があって優化がないのだろう。
時間とともに性能が悪くなる経年劣化に対して、
逆に良くなる「経年優化」。
この言葉は登録商標されている。
登録商標になっているということは、
普通名詞としては使われてこなかったことを意味する。
そもそも人工物には経年劣化があるけれども
「優化」はないということなのだろうか。
自然劣化という言葉はあるけれども、

「自然優化」はない。

自然は劣化させるだけ、
そこには自然を敵対視する近代の価値観がある。
例えば近代建築は、
新築されたときが最も美しい。
後は自然に劣化するだけ、
そのような設計思想で作られているような気がする。
伝統的な日本建築は、
古い建物ほど味がある。
そこには自然とともに作られた美がある。
仏像もそうだ。
もともとは今から見ると成金的に極彩色であった仏像が、
長い年月を経て磨きがかかる。
そして光り輝く。
それは決して劣化ではない。
まさに
「経年優化」
「自然優化」だ。
家は人が住んでいないと急に劣化する。
それは家が人とともに呼吸しているからだ。
呼吸しながら一緒に成長するのだ。
酒の醸造もそうだ。
衣服や道具も、
最初は違和感があっても、
次第に人に馴染む。
人が営んできた技術とは、
もともとはそういうものだったのだ。

人は誰でも歳をとれば老化する。
それは単に経年劣化だろうか。
僕はそうは思わない。
むしろ、
人は歳をとればとるほど磨きがかかる。
若い時にはない風格がにじみ出る。
人には「優化」がある。
それこそが人生である。
僕はそう信じている。
顔も歳とともに「優化」する。
若いときの顔が一番魅力的で、
あとは劣化するだけという考え方に立てば、
アンチエイジングになる。
でも、過去の栄光にすがる生き方では寂しい。
経年劣化ではなくて「経年優化」、
歳とともに顔が美しくなるビューティフルエイジングを目標としたい。


http://harashima-lab.jp/twitter/2016/05/21/2016-05-15-05-21/

原島 博 さん 呟きを抜粋転記

自分が成長した証に
自分を振り返る
素敵な言葉、
自然優化
自分に使って行こうと思う。

隆馬

https://note.com/ryuma_1117/n/nb2e297a88118

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