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中国で女性の遺体が盗まれる事件が多発

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

恐ろしい事ですね。でも心理学士として興味を持ち、(もちろん犯罪はいけません)なんで盗まれるのか?を調べました。

臓器売買の可能性

残念ながらこの線は違いました。臓器提供カードにご本人の意思が記載されている場合、脳死と判定されてご家族が認可された場合、しかるべき方法で困っている方に臓器が提供される場合が合法的にありますが、今回の様な「火葬前に」とか「お墓から掘り起こして」という時点で、売買の対象にはならないそうです。

偽装結婚の可能性

こちらも残念ながら違いました。お亡くなりになり役所に届けられた段階で戸籍上は死亡扱いになりますので、いくらご遺体があったとはいえ偽装結婚を企てるという事は出来ないそうです。

ヤバイ趣味の可能性

あまり深くは触れませんが、様々な趣味趣向の方がいらっしゃるわけですが、今回の様に「多発」するのは異常事態です。そこまで「ヤバイ趣味」の方が多いわけではない様なので、ここはさらっと割愛させていただきます。

答え:冥婚

古来より台湾では「道に落ちている赤い封筒は拾ってはいけない」と言われています。そもそも『冥婚』とは『亡くなった方が寂しくないように、現世で果たせなかった幸せな結婚を、あちらの世界でも行えますように』という死や遺体を冒涜したりするものではなく、逆に生きている人間と同じ尊厳を持って優しい気持ちで慈しむものなのです。

先に書いた「赤い封筒」は、台湾の古い風習で「拾って手に取った人は亡くなられた方と結婚しなければならない」みたいな風習があるようです。だから拾ってはいけないのだと、調べたら書いてありました。でも今回の遺体盗難事件は実際にこの『冥婚』の為に若い女性のご遺体を凄い金額で購入される方がいらっしゃるから窃盗が起こるわけで、窃盗が起こるという事は、高額な商品としてご遺体を売り買いしている方々がいらっしゃるわけで。

日本に於ける「冥婚」は、『若くして亡くなった息子が不憫でならず、その結婚相手として花嫁人形を作って一緒に火葬する』というものだったそうです。棺の中に「三途の川への道中、お腹がすかないように」とおにぎりを入れる風習がありますが、これと似ていますね。日本の場合は恐ろしい風習ではありませんでした。

本来は『亡くなった者同士が寂しくない様に』という意味だと調べて分かったのですが、いろいろ考えていくと本来考えてはいけない事を考えてしまいそうなので、私は心に風邪をひかれた方の為に出来る事を考える事とします。

りゅうこころでした。ryukokoro


重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。