見出し画像

Challange Mayennais

チャレンジ マイエンネーズというレースに参加しました。
マヨネーズって聞こえるのでマヨネーズって呼んでます。

このレースはワンデーレースを3日間行ってそのフィニッシュポイントで競うレースです。

1日目

1周8.3キロを14周回。
500m10%くらいの壁があるのと、この日は風が強かった。
風の方がうざかったな。ほんと無理。

西から風が吹いているのでコース北側が追い風。西側は横風の吹きっさらしというレイアウト。

レースが動いたのは2周目から。

現ノルマンディー地域チャンピオンのガレル選手(元ワールドツアー、スクラッチヨーロッパチャンピオン)を含む5〜6名の強力な逃げが決まり、複数のチームが入っていたので誰も追わない。

3周目に入ったところで更に6名ほどが飛び出したがそれにも自分は入れず。

3周目の登り手前でアタックして、集団から抜け出し、ブリッジしてきた数名と追走集団を形成して先頭を追い始める。

横風区間

このメンバー、全員が追い風でしか踏まない。
確かに一緒に逃げている選手を消耗させたいならあり得る作戦だけど、前との差を詰めたいこのシュツエーションでなぜ追い風だけ踏んで向かい風区間や横風区間で踏まないのか理解できなかった。

集団から飛び出した直後は前の集団とのタイムギャップがどんどん縮まり、前に見えてるチームカーとの距離も近づいてきた。

「先頭まで追いつけんじゃね?」と思うと胸が高鳴る。

が、追いついてみたらそれは3名の追走集団。先頭から千切れた3名の集団だった。
このグループを吸収してから先頭との差が表示されて、タイムギャップは1分。
追いついた3名のうち2名が直ぐに千切れて1名だけ残って自分のグループは7名に。

7名で先頭との差の1分を縮めようと奮闘したが、全く差が詰まらない。先頭は9〜12名。しかも有力選手が複数いるので差が縮まらないのも無理はない。しかも自分のグループは相変わらず追い風しか踏んでないし。

このグループで5周ほど追走をしたが自分は力尽きて千切れてしまって1人で半周ほどゆっくり走って回復後、後ろから来た5名のグループに合流。

強豪チーム、ルーワンの選手3名と現フランスアマチュアTTチャンピオン、そしてチームメイトのキリアン。
このグループに入ったキリアン、すげぇ。

このグループに着き位置して何とかゴールまで辿り着いてゴール。
ずっと着き位置してたから流石にゴールスプリントで刺せないよね。

レース写真や自分がレースで数えた選手から推測するに20〜25位のはずなのにリザルト上は30位。速報リザルトに関してはもっと後ろになっていた。

チップ付けて走ってたのに何でそーなるのw
(後日発表されたリザルトは23位になってました)

脚を攣りながらボロボロになって完走して23位かー。

2日目

1日目の疲労を引きずりまくってて全然だめ。
階段から降りるだけで脚が悲鳴を上げてる。

2日目のコースは
7キロの周回コースを10周走った後に違う7キロの周回コースを6周するレース。

サイコンをホテルに忘れた😅

試走してみた感じでは1個目の周回コースは流れるが2個目の周回コースの登りは今日の脚では無理だと思った。
脚が痛すぎてダンシングでガシガシ踏めない。

とりあえずスタートしてみたけど脚はボロボロ、腰もちょっと痛くて全く積極的にレースを動かすことはできない。
チームメイトのスプリンターのために勝ち逃げを決めさせないように動く。

1日目のレースと参加選手も入れ替わって強豪チーム、ルーワンの選手が減ったのでレースが楽になり逃げが決まらないが、そんなに速くない。

逃げを決めさせたくないチームが複数居たようで自分以外にも逃げを潰すような動きをしている選手がいた。気がする。
が、1個目の周回コースが終わる直前で逃げが決まり、それがゴールまで逃げ切ったそうな。
自分は1個目の周回コースが終わった時点で千切れてリタイヤしました。
ステージレースじゃ無いのでリタイヤしても次の日も走れます。

そもそも1日目のレースは半分以上の選手が完走してないしね。

ちなみにプロトンでスプリントしたユージンが19位。流石。👍

2日目のキリアンと2ショット

3日目

11.4キロの大周回を9周してから3.6キロの小周回を5周するレース。
30秒ほどで終わる10%くらいの登りと3分ほど続くダラダラした登りが勝負どころになりそうなコース。

最高気温は20度、風はほぼ無風。
超快適。

最終日だけアマチュアトップカテゴリーのレースカテゴリーだったのでコンチネンタルチームの選手が何名か参加しにきた。
Equipe Van Rysel Roubaix Lille Métropole(ルーベ)の選手が2名。
St Michel Mavic Auber93(サンミッシェル)の選手が1名。

何で最終日にフレッシュな格上選手が出てくんだよ。ふざけんな。って思ってました。

コンチネンタル様のお陰でペースはバカ速い。
なかなか前に上がれず、縦伸びしてる集団を後ろから眺めている感じ。

チームメイトのフロリアンが後ろから現れて「リュウキ!上がるぞ!着いてこい!」
と言われたので着いていったらその1分後の上りで中切れしやがった。ふざけんなw
ちゃんとチームメイトの尻拭いをしておきました。

3周目にサンミッシェルの選手1名を含む6名の逃げが決まり、プロトンとのタイムギャップは30秒前後でレースが進む。

7周目にダラダラした登りで下からハイスピードで進み、そこから1日目に逃げ切ったガレル選手がアタック。自分も着いていく。そこからルーベの選手①がカウンターアタック。
それにも合わせて着いていく。更にルーベの選手②がアタック。少し間が空いてしまったが気合いで着いていくと後ろと差が開いて7名ほどで抜け出す。
ハイペースからのアタック×3なので後ろと差が開いたが、メンバーが良すぎて、程なくして吸収されてしまった。
この時の逃げとのタイムギャップは13秒。
逃げを捕まえるのは難しく無いと思っていたが、3.6キロの小周回に入っても逃げとのタイムギャップは開いたり、詰まったりを繰り返して逃げを捕まえられない。

残り4周で再度ガレル選手の強力なアタックがあり10名程度が抜け出す。
登り&道が細い区間だったため、一瞬の牽制が命取りになると思い、直ぐに追走を開始。
幸いにも同じ考えの選手が他に2名いたため3名で追いかけるが、自分の前を走る選手2名が遅れて来た選手と接触して失速。

自分も失速したが他の2名程じゃなかったので、1人で追う事に。
「1人でブリッジできればラッキー。集団を引き連れてしまってもチームのスプリンターのためになるので問題なし」という判断で後ろを確認せずに全力で追走(というか後ろを見る余裕なんてなかった)
何とか10名程を捕まえた後に3周目から逃げてる逃げ集団とのタイムギャップを表示したタイムボードが見えた。

38秒

残りの距離とかを考えてる余裕は無く
「やばい、今追わなきゃ追いつけない」
と判断したのでそのまま追走を開始。

多分その時。カメラマンは見つけられた


ユージンが発射台を失う事になるが、逃げを吸収する方が優先。

次の周回で数名の選手と全力でプロトンを牽引して26秒まで詰めたが、登りのペースアップに着いて行けず、自分のレースは残り2周で終了。

多分千切れた後。もうコーナー攻めてない。

結局プロトンは逃げを捕まえられず12位争いのスプリントでユージンが7着。18位だった。
(タイムギャップなしのリザルトなので詳細怪しい)

ん?逃げ増えてね?と思った、そこのあなた。鋭い。

そーなんです。いつのまにか6名ブリッジしてたらしいです。
自分が逃げとかレース全体の動きを見逃すのは珍しいと思っていますが完全に見逃していました。んー反省。

逃げとプロトンの最終的なタイムギャップは8秒。
自分がもう1周回くらい集団を牽引できれば追いつけたような。
んー悔しいですね。

3日間の総合ポイントはユージンが15位。
自分は36位だったそうです。
ユージンが賞金貰ってて羨ましい🤨
チーム総合は5位だったので結構賞金貰えました🤑

で、後日談。
レース後チームのトラックでチームハウスまで2時間半かけて帰り、軽く片付け。
チームハウスからホームステイ先までユージンに送ってもらう予定でしたが、片付けが終わったあたりから自分に元気が無くなり…というか腹痛い。

結局チームハウスのすぐ近くに住んでいるユージンの家にピットイン。そのまま体調が悪化して2泊させて貰いました。

嘔吐下痢が続きレース後から24時間何も食べれない、更には白湯すら飲めなくてキツかった。。。
レースから2日後の今日のお昼ご飯でようやく固形物を食べれたけど、今だに消化不良中。
肉…食べたい…にく…

来週はフランスカップなので大事な1戦です。

おいおい大丈夫か俺?

3レースまとめて書いちゃったので長くなりました。
読んでくれた方、ありがとうございます。

🙇‍♂️🙇‍♂️🙇🙇🙇‍♂️🙇‍♂️🙇🙇🙇‍♂️🙇‍♂️🙇🙇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?