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大人は常にうっすら嫌われ続ける話

自己否定と人間の本能

多くの人が、自分の事を正当化するという本能を持っています。
仕事で不安を感じ、自分が間違っているのではないかと思いながら業務を進めている!!と思っている人でも、実は心のどこかで、自分の行動を正当化し、責任を他人に転嫁してしまっています。

不安と自己否定

例えば、仕事が難しくて上司の指導が不十分だと感じる人は、「自分はまだ仕事ができない」と思うことがあります。しかし、その時に誰かから「本当に全然できていないね。なぜそんな状態で給料をもらっているの?」と言われたら、多くの人は傷つくでしょう。傷つくということは、心の中で自分を認めていない証拠です。

自己正当化の本能

人間は、自分の行動を悪いと思うことができない生き物です。これは脳の特性であり、自己を正当化することで罪悪感に潰されずに生きていくための本能です。自分の失敗や間違いを認めることは難しく、他人や環境のせいにすることで、自分を守ろうとするのです。

自己否定と生存本能

このような自己正当化の本能は、人間が生きる上で避けられないものです。もしも常に「自分が全部悪い」と思い続けるなら、罪悪感で生きられなくなってしまいます。したがって、この本能を理解し受け入れることが必要です。

成長と自己認識

しかし、この自己正当化の本能を持ちながら生きていくと、大人になってから問題が生じることがあります。大人になると、誰もが叱られなくなります。自分の行動が間違っているかどうかを指摘される機会が減るため、自分の成長や改善が難しくなるのです。

まとめ

自己否定と自己正当化は、人間の本能的な特性です。この本能を理解し、自分自身の行動を客観的に見つめることが重要です。成長するためには、他人の意見やフィードバックを受け入れ、自分の行動を改善していく姿勢が求められます。大人になっても自己成長を続けるために、自分の行動を振り返り、責任を持つことが大切です。

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