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べしゃり王選手権に優勝する方法

どうも!しんたろーたりーと申します。
営業マン歴13年ナンパ歴14年の経歴を引っさげて、voicyパーソナリティをやっている者です。
今日も宜しくお願い致します。
今日は、「べしゃり王選手権に優勝した理由」について語っていきたいと思います。

べしゃり王選手権については以下のサイトを御覧ください。


端的に言えば、「誰でも応募できるおしゃべりの選手権」で、
優勝すれば10万円もらえるよ!という番組です。
僕は、おしゃべりが得意なのもあり、この番組で優勝させて頂き、見事10万円をゲットしました。
その時の写真がこちらです。


人生全てコンテンツ。
せっかく優勝を勝ち取ったのだから、なぜ優勝できたのかという事をフィードバックさせて頂き、
皆様のお役に立っていきたいと思います。

まず、この「べしゃり王選手権」のルールから確認していきます。


①1回戦目は録音で3分のトークを披露。
3人が選ばれる。
②2回戦目は電話出演で2分のトークを披露。
ケンドーコバヤシさんとゲストの方(この時はトム・ブラウンのお二人)が3人中2人を選ぶ
③決勝戦も電話出演で2分のトークを披露。
ケンドーコバヤシさんが独断で優勝者を決定。


というルール。
これに対して、使ったテクニックをまとめると、


◆開始5秒で「こいつは他のやつと違う」と思わせる。
◆(電話出演以降は)ゆっくりハッキリ喋り、2分で話そうと思わない
◆強いワードを使う
◆相手の思考の流れにそって喋る

です。

◆開始5秒で「こいつは他のやつと違う」と思わせる。
ナンパでも営業でも最も大切な事と言われたら「第一印象」だと答えるぐらい大事な項目です。
人間の集中力は大して長く持ちません。
3分トークとなれば言わずもがな、評価対象になるのは最初の15秒ぐらいの物ではないでしょうか。
なので、最初の5秒間。何でもいいので、普通の人と違うなというエッセンスを加えて下さい。
僕が、この話をする時に、よく例で挙げさせて頂くのが、小説「スレイヤーズ一巻」の冒頭です。
今話した内容が、文章で見事に体現されています。


<あたしは追われていた。
 ……いや、だからどーしたといわれると、とても困るんですけど……
 確かにこんなことは、世間様一般でもさして珍しいことではないわけだし、あたしにしてみれば、それこそ日常茶飯事である>
引用元:*富士見ファンタジア文庫(富士見書房)『スレイヤーズ』冒頭

小学生の僕が、『この小説は絶対面白い!』とハマってしまうまでにかかった時間が2行だったというわけです。
ちなみに、僕が本編で使った話の内容は、
「今から話すのは、ただただおじさんの思い出話を語っていきたいと思います」という、本来なら、「じゃあ絶対聴きたくないじゃん」という事をあえてやるという逆張りのテクニックで勝負しています。(笑いながら言っているのもポイント)
*1st STAGE:コンビニへの「愛」をべしゃる しんたろーたりートークの冒頭


◆(電話出演以降は)ゆっくりハッキリ喋り、2分で話そうと思わない。
よくやってしまいがちのミスになりますが、「2分与えられたのだから、ギリギリまでしゃべろう!」と思ってしまいませんか。
これはやめてください。
あなたが何度も練習して、2分ギリギリで詰め込んだ話の内容は、初めて聴いた人にとってはほとんど内容が残りません。
それに加えて、今回は電話出演ということであれば、音質が劣化し、そもそも聴き取る事が難しくなってしまいます。
イメージ的には、「2分与えられたなら、1分の話を作り、2回繰り返すぐらいが丁度いい」と思って下さい。
実際には、冒頭から繰り返したらくどいので、間をとったり、大事なところは2回繰り返す等、ゆっくり時間を使えばいいのです。
このテクニックは、電話出演以降で使われており、特に決勝戦では、「ジェネリックお菓子」の説明以降の時間は、ほぼ遊びに使われています。
*FINAL:コンビニ編の「べしゃり王」に輝くのは!? しんたろーたりートークの中盤以降


◆強いワードを使う
先程から繰り返し言っていることになりますが、人の話というのはとにもかくにも印象に残りません。
そこで、印象に残る強烈なワードを使う努力をします。
イメージとしては、CMで使われそうな言葉です。
「コンビニの本は、コンビニ専用に作り変えられている!?」「このお菓子あるお菓子と全く同じ味がするのです!」
*2nd STAGE:コンビニの「知識」をべしゃる しんたろーたりートークの中盤
*FINAL:コンビニ編の「べしゃり王」に輝くのは!? しんたろーたりートークの中盤

◆相手の思考の流れにそって喋る。
これは、先程の「強いワードを使う」という文の後半の話になるのですが、
「強いワード」で聴いている人に疑問を抱かせ、その疑問を解決するように話すテクニックです。
相手の思考の流れをこちらで作ります。

セブンイレブンのお菓子を紹介したいです。
→「ふむ。お菓子を紹介するのね」(どんなお菓子なんだろう)
そのお菓子は「ミルクあんまんとふわころです」
→「ミルクあんまんとふわころか」(和菓子?なんか特徴があるのかな?)
このお菓子は、あるお菓子と全く同じ味がすることで有名です。
→「別のお菓子と全く同じ味がする!?」(え!?なんのお菓子の味がするんだろう!?)

*FINAL:コンビニ編の「べしゃり王」に輝くのは!? しんたろーたりートークの冒頭から中盤

注目して頂きたいのは、この( )の中です。
この中に入っている相手の思考の回答を、次の自分の言葉で返していくイメージです。
このように喋れば、相手の集中力を切らさず、話を聴いてもらうことができます。

上記テクニックをフル活用して、実際に優勝したトークを貼り付けておきますので、ぜひご参考になさってください。



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