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【瞬間移動】この世から消失した車【テレポート】



1話目:ブエノスアイレスからメキシコシティに瞬間移動した夫婦

これテレポーテーションではあるんだけど、世界的にはUFO関連の話として有名らしい。

以下、原文の超絶雑概要
嫁の親戚の集まりに参加する為チャスコムスという街に行き、さらにそこから南のマイプという街に深夜向かったビダル夫妻。先導する親戚夫婦の車の後について行ったが濃霧に取り込まれる。マイプに着いた親戚夫婦はいつまで待ってもやってこないビダル夫妻を心配し、来た道を戻るも彼らを見つけることができなかった。
48時間後、メキシコの領事館から電話があり、ビダル夫妻がメキシコにいることを知る。
ビダル夫妻の方はというと、気づくと見知らぬ場所におり、長時間狭いところで寝ていたかのような痛みを首筋に覚えた。車のシャーシは焼けこげたような跡があったが問題なく動くので走らせる。出会った人に聞くとここはメキシコだと知り驚く。とにかく領事館へと行く。
領事館で事情を話すと、誰にも話さない事、そして車は検査の為にアメリカへ送る事を伝えられ、口止め料代わりに同じ車をもらえることになった。
飛行機でアルゼンチンに帰り、約束の新しい車をもらい口をつぐむものの、あまりに特殊な出来事だった為、この情報はビダル夫妻の親戚あたりから漏れマスコミが知るとこととなりメディアに取り上げられるもビダル夫妻は詳細を語らず、今でも謎のままである。

1話目:ネタバレ

実はこの話、「Ché OVNI (1968)」という映画のプロモーション。私の英語力ではイマイチ謎が残るので、英語力に自信のある方はこちらを読んで欲しい。
結局、いろんな人が少しずつ嘘を塗り固めて行き、いつしかリアルとして定着してしまったようで、ビダルが本当に存在するのかどうかも良くわからない。完全なる都市伝説なのか?「私の友達の友達がね」でいう「友達」は存在しないのか?映画監督がこの話を広めた後に、「ビダルの話を知っている」という人が驚くほど現れたらしいが本人から聞いた人は1人もいなかったという。
また奥さんがメンタルクリニックに行くことを隠す為の口実だったというような事も書かれていたけど、今となってはどれが本当かわからないけどちゃんと調べた方が良いぞというようなことを記事ではめちゃくちゃ主張している。


2話目:空へ飛んでいくSUV

海沿いのハイウェイを走る車のドラレコに映る崖からダイブするSUV。はっきりとその姿が映っているにも関わらず、残骸は一切見つからずどこへ消えたのだろう。
必死の捜査で5ヶ月後、車の持ち主が判明。行方不明者として登録された女性だった。

2話目:ネタバレ

日本語で紹介している記事が某オカルト雑誌のウェブ版にあるんだけど、これ、英語の記事と見比べてみると意図的に内容を歪めているように思える。
ドラレコの映像から飛び込んだ車の運転手をDNAで突き止める事なんてできるわけがないだろう?摩訶不思議なミステリにしたてあげている。

で、実際の話なんだけど、ディープフェイクだという話は当然出てきているんだが、警察のほうでは「ディープフェイクではない」と言っているので、そこは信じよう。海流が荒れていたらしく捜索がうまくいかなかったようだ。後日、違う浜辺に女性の死体と車の部品、免許証などが流れ着いており、彼女が飛び込んだ車と同じ車を所有者登録していることが分かり、どうやらこの流れ着いた女性があのSUVに乗っていたんだろうと判明したようだ。行方不明者として届出が出ていたようで、事故だか自殺だかは分からないとのこと。

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