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フォロワー1万人になるまでの過程と学び

はじめに

昨年6月末、バフェット・コード氏主催の学生インフルエンサーPJの6期生に採用頂き、「1年でフォロワー1万人」という数字を1年間追ってきた。どうにかこうにか12ヶ月目で(期限まであと1週間)達成することができた。この過程で学んだことを、自分への備忘録も兼ねて綴っていきたい。

フォロワー1万が凄いと思ってる訳でもなく、上には上がいる。この成果に驕ってはいけないと思ってる。でも、私にとって貴重な経験で、人生を前に推し進めてくれた1年であったことは間違いない。

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年1回の募集で、私の人生を大きく変える経験になったので、暇な学生は是非、応募してみて下さい。

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達成までの道のり

応募から採用まで

昨年6月、私は病んでいて、身内以外誰とも会話せず、週6日は家から一歩も出ず、スタートアップを毎日リサーチしまくるという生活を送っていた。1回起業したが、共同創業者と揉め、退社。自分の人生、何もうまくいかないなと思っていた。
学生起業で一定の成果を残す人は、長期インターンをやり切ってる人が多く、何かやり切る経験が自分にも必要ではないか、と考えた。そう考えている時に、バフェットコード氏の、6期生募集開始をほのめかすツイートを発見し、突撃でDMを送った。

突撃DMの内容

数日返信はなく、まぁこんなもんかと思っていたら、返信を頂き、オンラインで話す機会を頂いた。Zoom上で、自分はこういう失敗をしてきた、ということを素直に話すと「それは立派なこと、新卒2年目の歳だと思うけど、同世代に負けてないよ」と言ってくれた。社会から取り残されてるという感覚を持っていた私にとって、大きな勇気をもらう一言だった。
直感で信頼できる方だと感じ、その直感に従い、「リサーチした内容のアウトプット先が欲しい」と伝えると、いち早く採用して頂いた。
この経験で、以下の2つが学べた。
・人に対する直感は信じよう
・本格採用前の突撃DMは有効。DMが大きく人生を前に動かす

本格的にTwitter運用を開始する前に、ギルドの皆さんとオフラインで集まる機会があり、そこで、雰囲気が好きだなと感じられたのも有効だった。組織への疑念がゼロになり、真っ直ぐ目標に向かってこられた。厳しいフィードバックも反発心なく、受け入れられたのも、ここで信頼できると感じられたのが大きい。
(次に採用された人は、オフラインの場に参加することをお勧めします。)

7月から9月(1~3ヶ月目)

運用開始。序盤は、「読書をして量を出せ」という方針のもと、1日7ツイートを継続してツイートしていった。当時、web3に興味があり、そこへの好奇心が強かったことから、苦しみながらも、ツイートをしていったように思う。中身が適当なツイートをすると、厳しいフィードバックを受けた。日々、ノルマのツイート数を発信するために必死で、当時は慌てふためいていたけど、その日々が血肉になってるのは今になって感じる。

でも、私の悪い癖が出る。それは、最初の要領を掴むのが早く、手を抜いても目標達成できるようになり、毎日読書しツイートする習慣という最初に構築すべき強靭な土台ができなかったことだ。
3ヶ月で1000人という目標を、2ヶ月でクリア。この頃には、週のツイート数30ツイート(通常50ツイートくらい必要)ほどで、フォロワー数を伸ばしていけた。

1000人達成時、バフェコさんにもらった言葉

「この先、今ほど苦労することはない」という言葉を頂いたが、土台がなってなかった自分は大きく足踏みする時期が来る。

10月から12月(4~6ヶ月目)

私は「週次で目標フォロワー数を立て、行動プランを立て、行動し、成果を報告する」ということができなかった。達成できないような高い目標を立て、行動プランも適当に立て、行動もせず、連続で目標未達。

そんなある週、フォロワー数が減少した。その週の定例で、厳しい指摘を頂いた。(怖かった笑)
まず、信頼についてだ。
「君の信頼はたまってない。適当に目標を立て、努力もせず、未達。君は、口が上手いからもっともらしいことを言うから、最初はこいつやるのでは?と思うが、行動が伴わないから、すぐバレる。」
次にサボりについてだ。
結果を出さず、過程をサボったのに、「サボってない」という私に対し、「サボりとは、結果に対し、全ての手段を尽くしてないことをいう。全ての手段を尽くしてないなら、それはサボりだ」
流石に落ち込んだが、真っ当なご指摘だった。でも、すぐ治る訳でもなかった。達成もできそうになく逆算できない数字を立てない。行動プランを具体的に立てる。ちゃんと行動する。何より、成果に執着する。この4点を意識し、少しずつ改善していった。

1月から3月(7~9ヶ月目)

7ヶ月で、5000人というマイルストーンも、3週間余裕をもってクリア。でも、勢いは失っていた。ここから7000人達成までが一番しんどかった。
毎日コンスタントにツイートするという習慣ができてないから、ツイート量を確保することができず、フォロワー数も全然伸びない。成果が出ない→モチベ低下→量が減る→成果が出ない→モチベ低下の悪循環に陥った。

1週間の目標ツイート数を下回る週が続く中、「質は問題なくとも、必要な量が足りないのでは、絶対にインフルエンサーには届かない。毎週同じことを言ってるので、改めて量の必要性を内省し、まず量を確保することからやり直してほしい。数に自信を持って定例を受けられる状態になったら、連絡して欲しい」という旨の連絡をバフェコさんから頂き、毎週の定例が一時休止になった。

そこからの数週間が一番きつかった。そこで諦めることは容易にできたし、何回も諦めようと思った。しかし、これ以上、失敗体験を積むことはしたくないし、メンター陣の期待も裏切りたくないと思った。失敗経験は、挑戦する際、「どうせ自分が成功できない」という暗示をかけ、執拗に絡みつく。大きな失敗体験は、積まないに越したことはない。

そこで、ご指摘通り、とにかく量をこなすと決めた。すると、なんとか下降気流から、少しずつ上向いてきた。きつい時こそ、量をこなす重要性を学んだ。

量をこなしてた頃

また、「このアカウントといえば。これ」という明確な強みも発見できておらず、それもフォロワーが伸びなかった原因でもあった。

4月から6月(9ヶ月~12ヶ月目)

3月末までに7000人という目標を達成できず、踏むべきマイルストーンを初めてビハインドした。正直、やばいと思った。そこで、6月末までに達成するための逆算計画を始めて作成。

逆算計画

逆算して計画を立てると、1週間で300人増加が必要だった。これまで、1週間で300人増加を継続して達成できたことはなかった。でもやるしかない。ここで、覚悟が決まった感覚はあった。どんな状況が起こっても、週次300人の目標を死んでも達成する。6月末までに達成しなければ死ぬくらいの勢いで、毎日取り組んだ。

すると、5週ほど連続で達成できた。そしたら、毎週の定例での、バフェコさんの対応が明らかに変わった。それまで週のtodoまで確認されてたが、成果だけ確認され丸投げされるようになり、信頼を獲得していってると感じた。これはいい体験で、信頼とはこうやって得ていくんだな、と学べた。

連続で成果を残してた時の報告資料

また、「創業者本から得た深い学びの発信」という勝ち筋が見えたのも大きかった。「私のアカウントといえば、創業者本」という強みが明らかになり、そこに注力していくと、順調にフォロワー数が伸びていった。そして、自分が興味を持てる内容だったので、インプットが苦痛にならなかったのも良かった。

達成した週

順調にフォロワーを伸ばし、1週で300人ずつ伸ばせば、あと2週で達成という週に、「力を抜いても余裕だろ。バズらせ屋の俺だぜ?」という驕りから、久しぶりに目標未達となった。(これが自分、、)そこで、やばいと思った。
自分は、締め切りを前にすると、焦りで頭が回らなくなる傾向があり、また、大学受験時に第一志望に微々たる差で落ちるという経験上、この週で余裕を持って達成しないとやばいと考え、思いっきりツイート数を増やすという行動に出た。

それが功を奏し、6/23に達成することができた。

1万人達成した時のスクショ

達成したら、メンター陣、家族含め、様々な人たちが祝ってくれた。自分も満足できて、他人からも祝福される「おめでとう」を6年ぶりに聞いた。「自分が嬉しいと思う成果を出し、応援してくれた人と喜びを分かち合う」これは最高に幸せなことだと感じられた。こういう魂が震える時を、たくさん味わえるキャリアを過ごしていきたいと思った。

得た学び

・自分が好きで、自分の強みが生きる領域は成果が出やすい

この取り組みが一定の成果が出たのは、以下の2つが揃っていたためだと思う。
・ビジネスに対して、好奇心が強い(インプットの土台となる好奇心)
・文章を書くこと、それを推敲すること、多くの人に意見を伝えることが好きで得意(Twitter発信)

・成果を出してる、かつ、信頼できるメンターがいる環境に身を置くことの重要性

成果を出してるというのも重要だが、助言を素直に受け入れられる、信頼できる人をメンターにすることの重要性を学んだ。厳しいフィードバックも、素直に受け入れることができた。

・得る成果の難易度は、「必要な努力量× 成果を出すまでのロードマップの不明瞭さ」で決まる

それまで、成果の難易度は、必要な努力量だけで決まると考えてた。たとえば、司法試験や、会計士試験。勉強する内容が多く、大量の時間を投下しなければならない。
しかし、もう1つの視点があると感じた。それは、「成果を出すまでのロードマップの不明瞭さ」だ。大学受験などの試験等は、ロードマップが比較的明瞭であると思う。一方で、Twitterフォロワー1万人は、必要な努力量もさることながら、成果を出すまでのロードマップがあることはあるが、不明瞭な部分も多かった。そのため、試行錯誤の過程で諦めやすい。
得る果実が大きい成果は、「必要な努力量が多く、成果を出すロードマップが不明瞭」なものだと思った。明確なロードマップがあるところに、大きなリスクはなく、それに伴い大きなリターンもない。

・自分の特性の理解

・自分は期待を裏切りたくないという気持ちが大きなモチベーションになる
・自分は締め切りを前にすると、頭が回らなくなる。余裕と、準備が人より必要
・自分は失敗体験を非常に引きずる。大きな失敗体験はするべきでない。最後まで諦めず、成功した経験は大きな自信になる。
・何かを作ることが好き。Twitterの発信内容を練る時間は夢中だった。
・1万人に情報を届けるなど、多くの人にインパクトを与えることは楽しい
武道館のキャパが1.4万人。武道館7割くらいに、自分の意見を届けるって考えると凄い。その場を作ったインターネットも凄い。

Twitterと自分の今後

Twitterの今後

・引き続き自分が学んだことを発信するアカウントに
創業者本の読書に、インプットが寄ってしまっていた。これから、事業を立ち上げ成長させていくために、必要な学びを発信していきたい。「1を聞いて、10を調べる」を実践し、20年後に、累積知識で圧倒的な人間になるべく、発信を続けていく。(そう思わせてくれた書籍がこちら)

・2024年6月30日までにフォロワー3万人
2026年6月30日までに10万人までたどり着きたい。
1万人で発信やめたら、上場ゴールと同じというお言葉を頂いた。1年で1万人増やしたから、次は1年で2万人。頑張ろう。

自分の今後

これまで事業立ち上げのノウハウ発信を行ってきたが、自分はまだ事業を立ち上げられてない。
この「事業が立ち上がってない」という事実に正面から向き合い、数万人に使ってもらえるサービスを作りたい。
学生という失敗が許される身分に甘えず、企業価値という絶対的な評価軸で成果を残したい。

最後に&7期生募集開始

フォロワー1万人にたどり着くまでを振り返ってきた。
なぜこれを書いたのかというと、6/23に達成し成功に浸っていた自分に、1つの区切りをつけたかったからだ。
フォロワー1万人いても、事業がなければ意味がない。
このnoteを読んで、インフルエンサーPJに興味が湧いた人は、是非応募して欲しい。
最後に、これまで支えてくださったメンター陣の皆様、フォロワーの皆様には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。


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