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令和五年九月二十四日 神鳥前川神社(しとどまえかわじんじゃ) 神奈川県横浜市


本日はあまり時間にゆとりがなかったため、近場の神社を選んだ。

文治三年(1187年)五月、武蔵国桝杉城主・稲毛三郎重成により創建。

神鳥は「しとど」と読む。

以下、公式サイトからの引用である。

御祭神は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)とその妃、弟橘比売命(オトタチバナヒメノミコト)。日本武尊が伊勢の国煩野(ノボノ)にて逝去の際、神霊化され白鳥になったという故事により、当初、白鳥前川神社と名づけられていたらしい。その後、いつの頃からか白鳥が、同様に霊鳥を意味する神鳥に転じた。では何故これを「しとど」と読むのか?これは古くから霊鳥とされる鳥で、実在する「之止止」=鵐/巫鳥(シトド)と言うホオジロ科の鳥の名(地方名)に由来するらしい。

余談ではあるが、この鳥は、背に青い筋があることから「アオヒト」とも呼ばれ、これに「一青」の字をあてるようになった(語順の逆転についてはよく分からない)。また石川県が発祥の地名や姓で「一青(ヒトト)」という名称があるが、「シトド→ヒトト」と転訛したのだろう。ミュージシャンの「一青窈(ヒトトヨウ)」を調べてみると、母親は石川県出身の「一青」姓であった。



御神木は「カヤ」という木。サクラの御神木もある。


八坂神社(右側)と伏見稲荷神社(左側)が祀られる。


仙元社は霊峰富士の神様を祀る。多くの神社では「浅間」の字をあてるが、こちらの神社では「仙元」。ご由緒に残る表記だそうだ。
石で造られた富士山の両脇には、守護犬(まもりいぬ)と子産石(こうみいし)。



龍神ボニーとともに、龍神様の神社を巡る 65


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