『コロナウィルスより恐ろしいこと』

コロナ騒動での緊急事態宣言、自粛により、閉店に追い込まれた店、倒産した会社が数多くある。

そういう店や会社は、コロナが収まっても復活できない。また、非常に残念なことに、それによって自殺された人もいる。もちろんその人は帰ってこない。

なぜ、そうなってしまったのか。店や会社が火事でなくなったわけではない。食料や資源が失われたわけでもない。足りなくなったのはお金だけ。

ただ、実体のないお金、マネーゲームという仕組みによって、悲劇は起きているのだ。

緊急事態宣言をするなら、その時だけでもゲームのルールを変えて、通帳に必要なだけの数字を書けることにすればいいではないか。

たしかにどんな場合にいくら書き込めるのかの判断は難しいだろう。でも、所詮はただの数字なのだ。それこそ緊急事態なのだから、多少のルール違反はかまっていられない。

コロナウィルスはたしかに恐ろしい。しかし、それより恐ろしいのは、お金が人の命まで奪うこと、社会がマネーのゲームから抜け出せないことだ。

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