『コロナ騒動。お金のいらない国だったら』

この度の、世界を揺るがすコロナウィルスの騒動が、お金のいらない国(お金の存在しない社会)で起きたらどうなるかを考えてみましょう。

お金のいらない国には、貨幣制度、結婚制度など、現状の社会のように、人間の作った制度はありません。

人から人に感染するコロナウィルス。政府(みんなの代表で、社会に必要なことを取りまとめる人たち)は人々に、感染の危険が収まるまで、不要不急の外出の自粛を求めました。

町に人通りは少なくなり、人々は家の中にこもっています。飲食店などのお店は閉まりましたが、食料品や日用品を提供する店は開いています(必要なものはタダでもらってくることができます)。

マスクの需要が増えたので、作れる人たちが大量に作りました。みんな外に出るときは高性能のマスクをしています。

人々は、自由に外に出られない、友だちと遊べないので、ちょっと寂しい気持ちでいるようです(でも、お金の心配はないので、安心して過ごしています)。

会社に出勤することがなくなったので、日頃、夜以外はあまり一緒にいなかった、同じ家で暮らしていた男女が一緒にいる時間が多くなり、トラブルが起きるようになりました。

あ、男性が家を出ていきました。他の家で暮らすことにしたようです(でもそれだけのこと。住む家はいくらでもあるし、結婚制度はないので、コロナ離婚もありません)。

子供たちは学校に行けないので、家で好きなことをしています(もともと学校にカリキュラムなどはなく、各自が好きな時に学びたいことを学ぶだけなので、学業の遅れなどはありません)。

みんなコロナが収まるまで家でのんびり過ごし、感染の危険が無くなったら自由に外に出て、やりたいことをするつもりです。



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