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【ミドルスクール】青赤ティンカー

はじめに

 ミドルスクールにハマり店舗大会に足を運びはじめました。ミドルスクールは情報が少ないためか試行錯誤して大会に持って来られる方が多い気がします。私の好きなカードを詰め込んだ青赤ティンカーを今後のミドルスクール発展のため紹介させていただけたらと思います。

青赤ティンカーについて

 ミドルスクールでは修繕が4枚使えます。ヴィンテージで制限、レガシーで禁止されている強さを持つ修繕で盤面の状況に合わせて山札から任意のアーティファクトを場に出しロック、ビート、瞬殺コンボといった様々な戦略をとることができるデッキです。

デッキ構成

■クリーチャー(11)
1 銀のゴーレム、カーン
1 マスティコア
3 金属細工師
4 ゴブリンの溶接工
1 トリスケリオン
1 Phyrexian Devourer
■アーティファクト(21)
4 からみつく鉄線
4 スランの発電機
4 厳かなモノリス
1 狂気の祭壇
1 冬の宝珠
3 煙突
1 通電式キー
1 彩色の宝球
1 次元の門
1 罠の橋
■ソーサリー(4)
4 修繕
■インスタント(3)
3 嘘か真か
■土地(21)
4 古えの墳墓
4 シヴの浅瀬
3 裏切り者の都
3 クローシスの地下墓地
1 島
3 リシャーダの港
3 宝石鉱山
■サイドボード(15)
2 防御の光網
1 赤霊破
1 紅蓮破
1 火薬樽
1 崩れゆく聖域
2 紅蓮地獄
2 非業の死
2 破壊的脈動
2 トーモッドの墓所
1 ファイレクシアの炉

戦略

基本軸

 基本はからみつく鉄線でロックをかけつつ、煙突を追加してさらに縛っていきます。先手が取れて、相手がパーマネントを序盤に展開できなかった場合、鉄線+煙突でおおむね勝ちです。

対ビート

 自分より展開が早いため、ロックが十分に効かないことがあります。その場合は、修繕でトリスケリオンを持ってきて時間稼ぎをします。盤面が整ったら後述のカーンやおにぎりシュートで勝利します。

対コントロール

 うまくロックが決まれば良いのですが、カウンターされたりすることが多く、ターンを重ねれば重なるほど相手のドロースペルによって発生したリソース差によってキツくなってきます。なので、打ち消されても回収できる溶接工がいかに働くことができるかが肝になってきます。サイド後は防御の光網や赤霊破を入れやりたいことをやるように動きます。

対コンボ

 ロック状態が続けば勝ちですが、ロックを抜け出されたらマグロです。サイド後に頑張ります。

対バーン

 呪文で勝ちにくるデッキはマジでキツいです。サイドに対策を多く割いてる訳でもないので、当たらないように祈ります。

各カードの使い勝手

修繕

 説明不要に強いです。ただ、ミドルスクールにあるアーティファクトはそんなに強くないので、許されている気がします。

ゴブリンの溶接工

 たまに修繕よりも強いんじゃないか、と思うくらい活躍してくれます。
からみつく鉄線、煙突、冬の宝珠を相手のみに作用させたり、トリスケリオンを使いまわしたり、次元の門起動のためにマナアーティファクトを入れ替えたりと過労死レベルで仕事をします。
 溶接工がいる状態での嘘か真かは、たまに訳のわからない強さを発揮します。

銀のゴーレム、カーン

 このデッキの勝ち手段その1です。妨害アーティファクトたちをクリーチャー化し相手のライフを速やかに削っていきます。また防御も担ってくれるため外せない一枚です。

Phyrexian Devourer+狂気の祭壇

 勝ち手段その2です。いわゆる「おにぎりシュート」です。クリーチャーが横並びするデッキにライフをギリギリまで詰められても、揃ってしまえば勝ちです。引き次第では最速2ターン目に決めることも可能です。

次元の門

 金属細工師や発電機からの大量のマナの注ぎ込み先です。起動し始めたら勝利に一直線です。

クローシスの地下墓地+裏切り者の都

 クローシスの地下墓地の効果で、裏切り者の都を戻すことにより都を生贄に捧げなくても済みます。墳墓のダメージが非常に痛いので、ダメージを喰らわず色を確保し、マナ加速をしていけるため重宝してます。黒マナも出せるためサイドの非業の死も打ちやすいです。

最後に

旧枠茶色の渋さ、圧倒的なマナ加速、溶接工にガチャガチャした動きが非常に楽しいデッキです。
サイドに無のロッドを積むのはやめましょう(懇願)

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