NiSi 15mm F4 ASPHを使ってみての感想とか
こんにちは。志波(@siba_udon)と申します。
この度、ご縁がありNiSiさんからこのレンズ、NiSi 15mm F4 ASPHをお借りする機会があり、使い慣れてない超広角レンズを使わせていただけることになりました。
僕はスナップや花などを撮ることが多いため、35〜85mmの画角をよく使っており、15mmという画角は未知の画角でした。
NiSi 15mm F4 ASPHの特徴
電子接点無し
これが無いとEXIF情報が残らない、AFが使用できない、絞り操作をカメラボディ側から操作できない、カメラボディのレンズ補正が使用できない等のデメリットがあります。
普段からオールドレンズを使用している方でしたら特に気になるデメリットではないかと思います。
コンパクトな重量
僕が使用しているLマウント版の場合、重量は446.5g。
この数字だけだとピンとこないので僕が普段使うレンズと比較。
35mm F2 DG DN:325g
65mm F2 DG DN:405g
85mm F1.4 DG DN:630g
コンパクト路線のIシリーズの65mmよりほんの少し重いくらいです。
機材をコンパクトにしたい時、35mm F2や65mm F2を持ち出すことが多いので、そのレンズと同じ感覚で持ち出せそうです。
購入しやすい価格
NiSi Online Storeで2021年6月時点で¥65,780 (税込)。
フルサイズ対応の超広角レンズがこの価格で購入できるのは中々ないのではないでしょうか。
僕のように超広角レンズは使ったことないけど興味あるというような人にはお求めやすい価格かと思います。
NiSi 15mm F4 ASPHの良いと思ったところ
歪みがほとんど気にならない
超広角レンズといえば気になるポイントとして歪み。
最近のレンズだとカメラボディで補正してくれますが、電子接点がないこのレンズはそれを使用することできません。
しかし実際に撮影してみると後処理をしなくても良いくらい気になる歪みはありませんでした。
質感が残る描写力
近距離も遠距離もしっかりと線が残っているような印象でした。
写真を触るとその質感が感じられる程、質感が残っているように感じます。
気になる点
一ヶ月ほど使用したましたが気になった点はほぼありませんでしたが、一点だけ、
レンズキャップの掴み部分が浅め
レンズキャップの掴み部分が浅いため指先でしか掴めず、レンズキャップをつけ外しの際に滑り落ちそうになることが何度かありました。
僕なりの使い方
SIGMA fpと組み合わせて使うことが多いです。
その理由は2つあります。
カメラとレンズ、コンパクトな重量同士の組み合わせ
レンズ自体がコンパクトなため、コンパクトなカメラボディにつけることで、常にかばんに入れっぱなしでも苦にならない重量。
21:9のアスペクト比
SIGMA fpは21:9のアスペクト比で撮影することができます。
広い画角と横に長いアスペクト比はパノラマ写真の様に撮ることができます。
作例
その他、気に入った作例をまとめて公開します。
Twitter:Ryuji Siba(@siba_udon)
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