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HANOWA Target PartnerUser

こんにちは、南部です!

新スタッフも増えてきましたし、今一度HANOWAスタッフ全員で目線合わせをしたいと思い本記事を書いてます。
各人がHANOWAユーザーの解像度が深まり、全部署で共通の理解を持てればと考えています。
HANOWA所属外の方は、HANOWAが誰に何をしているのかの説明と捉えていただければと思います。

HANOWAの事業は人材紹介業に分類されますので、大きく分けると求職者側と求人側の2属性が対象です。
ここではワーカーの立ち位置である求職者側(※1)に関して記載をします。(歯科医院版はまた書きます)
※1.求職者をHANOWAでは「パートナー」と称してます。以下「パートナー」。
※2024/05/01 追記
「第94話「HANOWAサービスのWHOとWHY」について深掘りしてみた」というラジオも収録したのでこちらも是非どうぞ!


HANOWAとは

HANOWAのサービスは、プロダクトを通じて、歯科医院へ就労する人材をあっせんしています。プラン名は[HANOWA勤務][オメデトウ制度]の2種です。

[HANOWA勤務]
いわゆる「すきまバイト(単発雇用)」と称される勤務形態で、人手が欲しい歯科医院すきま時間というリソースを持つ歯科医療従事者をあっせんします。紹介手数料はマッチング給料の33%(税込)です。
他社事例としては、小売業界に強いタイミーやシェアフル、メルカリハロ、介護職の紹介を行うカイスケです。

[オメデトウ制度]
旧来型の人材紹介サービスを指し、「正規雇用(継続雇用)」のあっせんです。
一般的には年収の〇〇%などの初回手数料が発生し、継続的に勤務を行います。HANOWAの紹介手数料は、全職種雇用形態関わらず一律33万円(税込)です。
HANOWA(単発)勤務を1度以上行った関係性の両者のみを対象として、提供しています。何度でもHANOWA(単発)勤務で相性の確認ができることから、早期退職での返金制度はありません。

このようにHANOWAは、すきまバイト(単発雇用)も正規雇用(継続雇用)も両者を提供することを通して、キャリアの調整が必要となった歯科医療従事者(詳細後述)へ、これまでにない選択肢を提供しています。

HANOWAの対象ユーザー(パートナー)とは

HANOWAの対象ユーザー(パートナー)は、キャリアの調整が必要となった歯科医療従事者です。

ここでのキャリアの定義を、就労に対する下記2点が求められる状況を指します。

  1. リソース供給量の調整
    主にライフステージの変化(育児や親の介護、配偶者の都合etc)による勤務時間の調整

  2. リソース分配先の調整
    自己研鑽やその他理由による転職や副業など

歯科医療業界の人材は、女性比率9割超えでありライフステージの変化というイベントは業界全体に大きな影響があり、リソース供給の調整に関する課題は裾野の広い状況があります。
また歯科医院の経営母体のサイズ感は、業界の9割以上が個人事業主による小規模経営で情報や習慣が停滞しがちな状況にあり、リソース分配先の調整に関する課題は根深い状況があります。

対象ユーザー(パートナー)の課題とは

上記のようなキャリアの調整が必要となった歯科医療従事者は、キャリア選択を迫られた際にどのような課題を持つか。 大きく2つあります。

①自分の状況にマッチした働き方や働き口を見つけられない

前述のようにパートナーの都合は、歯科医療従事者は女性比率9割超え、その方々はライフステージの変化(育児や親の介護、配偶者の都合etc)にほぼ確実に向き合うことになります。
当然、育児や親の介護が生活の中心であれば「朝夕」は子供の世話や親族のサポートがあるので出勤できません。配偶者の仕事の都合で、「転勤」が発生するかもしれません。などなど。

※実態:歯科医療業界で一番多い職種の歯科衛生士の実態が下記です

他方歯科医院の状況は、歯科医院は「9割以上が個人事業主による経営」で「サービス業」です。サービス提供の実態としては、概ね↓な状況です。

  1. 営業時間:10:00~19:00

  2. 繁忙時間:土曜日や平日夕方

結果、所属スタッフのライフステージの変化(育児や親の介護、配偶者の都合etc)に合わせた働き方の調整をしようにも、構造的に調整負荷が強過ぎます。また系列店などほぼないので、配偶者の仕事の都合で、「転勤」が発生した場合は選択肢は退職のみ、が大多数です。

このように、双方の状況を見ると広範囲な不一致が広がっています。
結果パートナーは、ライフステージの変化に適応しなければならない状況で自分の状況にマッチした働き方や働き口を見つけられない状況に至っています。

②キャリアを通して積み上がるものが可視化されにくい

医療業界では、サービスの販売単価が法律で定められています。
つまり、新卒の歯科衛生士と10年目の歯科衛生士が同じ販売単価で役務提供をしています。その10年間に何冊本を買っても、何度スキルセミナー受講しても、クセのある患者対応をしても、教育担当になっても、サービスの販売単価は一緒です。これらは、見返りが乏しさ(キャリアを通して積み上がるものが見えにくい)を招くものと捉えています。

他方歯科医院にとっても同様でサービスの販売単価は法律で定められますので、新卒の歯科衛生士と10年目の歯科衛生士が同じ販売単価で役務提供をしています。なのに、給料は差を設けないといけない。大変ですね。
ただパートナーと異なるのは、単価は一緒だけど、サービスの種類は可変(高単価商品の導入など)であるため歯科医院単位での売上の改善余地はある、という点で理論上深刻さは低減すると考えます。

HANOWAは何をもたらしてるのか?

HANOWAはパートナーへ「キャリア選択肢の量の向上」と「キャリアを通した積み上がり」をもたらします。

①キャリア選択肢の量の向上

パートナー側の都合も許容しつつ、とはいえ歯科医院も採用難、双方の状況も加味した課題解決ができる「スポットマッチングの形態(HANOWA(単発)勤務)を普及」させること。

パートナー目線では、下記のような変化があります。

▼HANOWAのないキャリア選択肢:合計3つ
正社員 or パート or 働かない(休眠)

▼HANOWAのあるキャリア選択肢:合計7つ
正社員 or パート or 働かない(休眠) or「お試し勤務」 or 「HANOWA(単発)勤務」 or 「HANOWA(単発)勤務の連続 」or 「オメデトウ制度(継続雇用)」
※勤務時間も自己都合を反映しやすい
HANOWAでは、自分のリソース(時間)をプロフィールへ提示し勤務約定をする流れが可能なため、勤務時間は1日単位で自身の都合を反映した勤務ができます

②キャリアを通した積み上がり

HANOWA勤務を通して、歯科医院からの勤務レビューや勤務実績、勤務を通して得たスキルアップが自身のプロフィールに蓄積します。

またHANOWA利用においてパートナーは、希望時給(単価)を掲載する必要があります。※添付赤枠
客観的コメント、実績、スキルを通して、自身で希望時給を上げることもできます。

結果、これまでの努力の見返りが乏しかった(キャリアを通して積み上がるものが見えにくい)状況から、努力の結果が積み上がりやすい(可視化されやすい)状況を構築しています。

何を目指すか。自分らしい人生を生き抜くことを支える

  • 「Who」どのユーザーの世界を変えたいのか?

  • 「Why」なぜこのユーザーの世界を変える必要があるのか?

ここまでで上記、2つをまとめました。

その上で、何を目指すか。
HANOWAのミッションには下記を記しています。

誰しもが、自分だけの理想の人生を生きたいと願っているはずです。
私たちは自らを人材紹介会社と考えるのではなく、自己実現を提供する会社と考えます。また、私たちは自らをヘルスケア関連会社と考えるのではなく、最期の時まで自分の口で美味しいものを食べ、立って、歩いて愛する人と手を繋いで、自分らしい人生を生き抜くことを支える会社と考えます。そんな勇気と機会を届ける企業であり続けます。

HANOWA mission

ここまで記載のように、パートナーの課題解決をするためのインフラ整備はできつつあると思います。

自分らしい人生を生き抜くことを支える

パートナーの自分らしい人生を生き抜くことを目標に据え、HANOWAは進みます。

※2024/05/01 追記
↑この記事読んでわだやんがアンサーソングくれました。こちらも是非どうぞ🙏!

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