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農業はアート

農業はアートなのか? みなさんはどう思いますか?

ぼくは、農業もアートであり、農家や生産者もアーティストだと思います。そう思うようになったのは、農業や牛飼いを経験したことがきっかけです。

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数年前、畑や牧場で働いていた頃に感じたのは、野菜作りは農家と土だけでやっているのではないこと。そこに畑やその周辺の虫やミミズなどの生き物や、土の中の目に見えない微生物、日光や風、季節や天気、まわりの山々や木々などの自然環境、開墾した先人たち、などなど。いろんな存在が関わっていて、その存在をうまく味方につけると上手に野菜ができること。

ぼくはそれまでアトリエで一人制作していたので、いろんな存在を味方につけてものづくりをする農家や生産者がすごく魅力的に感じました。

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それに、農業が生み出すものは、野菜だけでなく、景観や生態系、文化風習など、いろんなものにつながっています。その発見だけで、視点や視座が変わりますよね。

地域の「農ある暮らし」はより一層、魅力的なものになります。それは次回お話ししますね。

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