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6年生を送る会

先日、チームで恒例の6年生を送る会があった。

例年であれば、6年生vs各学年や6年生vsコーチなどのゲームが行われたが、今年は会場の確保も難しく、市のグラウンドの脇で行った。送る会そのものが縮小して行われることも寂しいし、6年生とのお別れも寂しい。寂しいずくめだ。

送る会の前には、最後のTRMもあったが、自分は参加できなかった。これも寂しかった。まさに寂しさの麺かたこってり背脂多めだわ(寒)
(引っ越しが大詰めで、不動産屋への引渡しの立会いだったのだ。引っ越しは別でnoteを書こうか)

送る会では恒例で”コーチから6年生へ”という6年生に向けてメッセージを送るのだが、これが実に苦手だ。理由はこれだ。

①10人以上のコーチが順で話しをしても誰の心にも残らないのではないか
②(おじさんなのに)人前で真面目に話すのが苦手(この話は割愛w)

ぼく自身は4年生を受け持っているので、6年生とは直接の関係はない。練習は高学年ということで一緒にやることも多かったが、今年度は練習自体が少なく関わりが少ないのが実情だ。
ただ、ぼく自身は過去の6年生よりは関係があったと思っている。練習でも積極的に声をかけて、試合も可能な限り応援に行ったし、全日本に向けてはアクションカメラで試合を撮影したりもした。保護者の方々とも話しをする気も多かった。(だけど、他のコーチと比べるとまだまだだと思ってる)
話は戻って、この場で多くの関わりが少ないコーチたちが話しをすることが、彼にとって学校での卒業式のように”知らないおじさんたちの長い話し”になってないかと勝手に危惧している(笑)

でも話しをする際は、(烏滸がましいが)彼に何を伝えるべきか真剣に考えている。結局、3年くらいは同じ話しをしている。(最初の年は、会の内容を教えてもらえないまま、いきなり話しを振られてテンパったのを覚えている)

常に感謝を伝えれる人になる

これに尽きると思う。サッカーがうまいとか、勉強ができるとか、そんなことよりもよっぽど大事だとぼくは思っている。
だから、6年生が保護者やコーチに6年間の感謝を伝えるこの日にあえて、些細な日常でも感謝を伝えれる人になってほしいということを伝えている。
これはサッカーにおけるRespectと通じるとも思っている。

「すいません」ではなく「ありがとう」

話は脱線するが、エレベーターで”開く”ボタンを押してもらった時に、コンビニでドアを開けてもらった時に言う言葉は「すいません」ではなく間違いなく「ありがとう」だ。

あと2年だ

そして4月から5年生になる息子がいるコーチとしては、あと2年で送るのだ。正直、その時の心境は想像できないし、する必要はないと思うけど。
ちょっと今年のコーチたちには聞いてみたいな。
そしてサッカーコーチとしての役割だったり、父親としての役割だったりなんかを漠然と考えてしまったりする。

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