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「まずやってみる美容師さん」が最強な理由


こんにちはRyuhoです。

ぼくは神戸で小さな美容室を経営しつつ、メイクアップアーティストとしても活動しています。

さらに詳しいプロフィールはこちらから↓



今回は『まずやってみる美容師さん」が最強な理由』というテーマでお伝えします。



何かにチャレンジをしようと思った時に、「いつもはじめの1歩が出ない」という人も多いですよね。

また、「はじめる前に考えすぎてしまう」という人も多いと思います。

そんな人は、ぜひ参考にしていただきたい内容になっています。




■合わなくなってきたPDCAサイクル

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たとえば1つのプロジェクトに取り組むときに、よく「PDCAサイクルに沿ってやっていくことが大事」と言いますよね。


PDCAとは、

P=PLAN(計画)
D=DO(実行)
C=CHECK(評価)
A=ACTION(改善)

という言葉です。


つまり、PDCAサイクルとは

①計画を練る→②実行する→③評価する→④改善する→①に戻る

この4つの項目をぐるぐる回すことです。


余談ですが、ぼく自身がこの言葉に出会ったのは22歳ごろです。(今から18年ほど前)

その時はPlan Do See +Action(プランドゥーシープラスアクション)と呼ばれていました。

何かの講習会で教えてもらった記憶があります。

それぐらい昔からあった言葉なので、このPDCAサイクルはご存知の人も多いと思います。


とはいえ、個人的にはそれはもう古いと思っています。


厳密には、組織で動かすプロジェクトは従来通りPDCAのほうがいいかもしれませんが、個人で取り組むプロジェクトに関してはもう古くなっています。


その理由は、PDCAサイクルが良いとか悪いとかではありません。


働き方が変わってきたからです。


大きな流れで言うと、フリーランスや個人事業主など個人で事業をする人口が増えたので、PDCAサイクルが合わなくなってきたということです。



■スタートラインに立つための準備時間が少なくなった

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では、なぜPDCAサイクルが合わなくなってきたのでしょうか?


結果を出している人のお話を聞くと「時代は関係ない」という人もいます。

とはいえ、「時流に乗る」ということは、結果を出す上でとても重要なことです。


結果を出すことに、時代は必ず関係があります。


時流に乗ることができなければ結果が出ていない人もいると思います。

逆に、時代が関係なければ結果が出ていた人もたくさんいるでしょう。


では、時代はどのように変わりましたか?


情報化社会になり、スピードが速くなりましたよね。

インターネットが世界を平らにし、情報のスピードが速くなったということです。

それをビジネスやプロジェクトに言い換えると、スタートラインに立つための準備時間が少なくなったということです。


これが、冒頭のPDCAのPの部分にあたるからです。


現代は、Pに時間がかかっていると、その間に終わってしまう可能性が出てきました。

たとえば、Pに時間をかけすぎて他の企業やライバル店はDに進んでいる可能性もあります。

もちろんCに進んでいる可能性もありますし、Aまで進んでいる可能性もあります。


つまり、計画に時間がかかりすぎると、結果を出すまでの時間がかかってしまうのが現代です。


なので、個人的にはPは必要ないと思います。


とはいえ、冒頭でもお伝えした通り、組織でプロジェクトを進めていく場合はPの計画は無視できません。

人が関われば関わるほど、Pの部分は重要になってきます。

なので、一概にPを無視してもいいというわけではありません。


しかし、今後はさらに個人でのプロジェクトが多くなっていくことでしょう。

それは、クリエイターエコノミー時代の到来が象徴しています。


クリエイターエコノミーについてはこちらの記事をご覧ください↓


ぼく自身のスタイルも、個人でプロジェクトを進めていくことがほとんどですが、現在はほぼP(計画)の部分は飛ばしています。

つまり、DCAのサイクルです。


もっと言うと、DDCAと言っても過言ではありません。



■Pが長い理由は失敗を恐れているから

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とはいえ、何かにチャレンジするときは、Pの部分をついつい考えてしまいますよね。

考えることに時間がかかりすぎて、イヤになることもあると思います。

さらに、考えすぎはダメだとわかっていても考えてしまうこともありますよね。


では、なぜ考えてしまうのでしょうか?


その理由は、失敗したくないからです。

無意識に失敗を恐れてしまうので、やる前に色々考えてしまうのです。

つまり、Pの部分に時間がかかってしまうのです。


失敗を恐れることがダメだというわけではありません。

失敗したくないと思うのは人間の心理です。


とはいえ、考えたところで失敗するときは失敗します


結局、失敗をすることがダメなのではなく、失敗から何も学ばなかったらダメなのです。


であれば、考えることはそこまで重要ではありません。


ぼく自身、そのような経験をたくさんしてきました。

なので、リスクマネジメントだけやっていれば、Pはあまり考えなくても良いいということに気づきました。

その結果、自分が気になることは「まずやってみる」という精神でやっています。


もちろん、それが正解だとは思いません。

とはいえ、この考え方になるまでに、考えすぎてやらなくて後悔したことはありました。

現在は、まずやってみて後悔したことはないです。

それが答えなのかなと思っています。



■「やれるかどうか?」ではなく「やるか、やらないか」

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さらに、「まずやってみる」という考え方を身につけると、チャレンジ精神も同時に鍛えられます。


どんなことでも「チャレンジをする」ということは勇気がいることですよね。

しかし「まずやってみる精神」は、チャレンジをすることが当たり前になってきます。

つまり、チャレンジに対しての普通のレベルが上がります


結局、チャレンジは場数なんですよね。


簡単にあきらめる人はチャレンジしてきた数が圧倒的に少ないです。

逆に、簡単にあきらめない人はチャレンジしてきた数が多いです。

それは、結果が出ていても出ていなくても関係ないです。


あきらめない強さは、チャレンジしてきた数です。


さらに、個人で何かを始めるときに「自分にやれるかどうか?」と悩んでいる時点で負ける確率が高くなります。


勝ち続けている人は、「やるか、やらないか」の判断だけです。


結局のところ「やれるかどうか?」なんて、やってみないとわからないですよね。

悩まなくていいことに悩むことほどムダな時間はありません。

さらに、先ほどお伝えした通り、考えても失敗するときは失敗します。


つまり、「やるか?やらないか?」だけです。


「まず、やってみる」

この考え方にぜひシフトしてみてください。


あなたの美容師ライフに少しでもお役に立てばと思います。


ではまた!

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