問いを問う習慣
答えが重要視される風潮がありますが、大事なのは問いです。
問いによって答えは決まります。
良い問いなしに、良い答えは生まれません。
例えば、「Aさんが悪い!」という意見。
意見とは、言い換えれば "答え" です。
答えがあるということは、 "問い" があるということです。
では、「Aさんが悪い!」という答えに対する問いはなんでしょうか?
「誰が悪いか?」ですね。
「誰が悪いか?」という問いに対して、
「Aさんが悪い」と答えているのです。
「誰が悪いか?」という問いでは、どれだけ頭のいい人でも「(人の名前)が悪い」という答えが導かれます。
つまり、問いによって答えは決まるということです。
問いによって答えは決まってしまうから、答えを考えるよりも、まず先に問いは正しいかを考えることが大事です。
問いを問う習慣を持ちましょう(自戒)。
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