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【Edo】ゲーム運営部部長の立候補者を募集します(選挙)

こんにちは、湯浅です。EdoAllUnited(以下「Edo」)のCEOをしています。Edoは東京都三部リーグに所属するサッカークラブで、リアルサカつくを実現するために本田圭佑を発起人とした全員参加型のクラブです。

1.ゲーム運営部部長の選挙を行います

Edo組織の主要役職者はすべてオーナー全員参加型の「選挙」によって決定していますが、この度、僕が兼務していた「ゲーム運営部」の「部長」ポジションについて選挙を行うことになりました(合わせて湯浅はゲーム運営部の部長は退任です)。

せっかくの機会ですので、立候補に興味あるファミリーとEdoに興味を持ってくださる方向けのプロモーション効果も期待し、皆様に見える形でゲーム運営部部長選挙の概要をご紹介しようと思います。

2.Edo組織におけるゲーム運営の位置づけ

(1)リアルサカつくの実現

2CEO制度を採用しているEdoですが、僕が統括しているのが「ゲーム運営本部」です。

ゲーム運営本部。。。変な名前の本部ですよね(笑)。

名前だけ聞くと「ゲーム作るの?」「ゲームするの?」とか思われますが、半分正解で、半分不正解です。

ゲーム運営本部(「部」ではなく「本部」)のミッションは「リアルサカつく」の実現です。と言っても、ピンとこない方もいると思うので少し正確に説明します。

「プロサッカークラブを作ろう!」というコンピューターゲームはご存知でしょうか?SEGAさんから発売されているサッカークラブのシミュレーションゲームです。通称は「サカつく」。プレイヤーはサッカークラブのオーナーになってクラブ運営を行うことができるゲームです。

僕らはそれにヒントを頂きました。これまでGM、監督、クラブオーナー企業など一部の人しか参画することができなかったサッカークラブの運営を、より多くの方々がテレビゲームの中だけではなく現実の世界でも実現できるようにしようと、全員参加型の「リアルサカつく」を実現するという試みをしています。

そして、この「リアルサカつく」をテレビゲームの「サカつく」と同じように、ある種の「ゲーム」と見立てて、全員参加型のクラブを実現しようとしています。

さて、全員参加型と言えば聞こえはいいですが、参加したいメンバー(ファミリー)が各自バラバラに動いていても強いチーム、理想的な姿には近づけません。全員参加型のクラブと言えども、各自が自由に動いてしまうとカオスになるだけです。

どんなゲームにもルールがある様に、僕らのリアルサカつくにも何らかの「ルール」が必要で、だからこそゲームとしての面白さと価値が出てきます。

そう、リアルサカつくを楽しむためにはそれなりの「ルール」が必要なんですね(と、僕は考えています)。

この「ルール」を作り(「作らない」という判断も含めて)、運営を行う専用の組織が必要になるわけで、それが「ゲーム運営本部」です。

(2)ゲーム運営本部の体制

ゲーム運営本部は、大きく4つの部署からなります(意外にも組織っぽいですね!)

それぞれの部署の詳細な説明はまた別の機会に譲るとして、ざっくり整理すると以下です。

①ゲーム運営部・・・リアルサカつくを実現するための「ゲームのルール」を整備する部署です。詳細は後ほど。
②文化醸成部・・・ゲームに参加するプレイヤー(ファミリー)たちが円滑にコミュニケーションをとることができる体制を整備する部署です。ファミリーや選手の参加イベントを開催したりしています。将来的には、Edoに必要な価値観やコミュニケーション文化レベルの向上を目標としています。「ルール」よりも「文化」が行動規範になる方が本体的にはいいと思っています。
③IT部・・・リアルサカつくを実現するためのインフラを整準備する部署(現状は貢献度を可視化するためのポイントシステムを開発しています)。
④選挙運営部・・・全員参加型のリアルサカつくを実現するためにEdoでは最終意思決定を「選挙」にかけるという方法を採用していますので、それを運用するための部署です。単に投票の集計をするだけではなく「どのような選挙制度がいいか」ということを毎回実験的に運用くれている、非常にクリエイティビティの高い部署です。

いわゆる「会社」にある組織としては「IT部」くらいですね笑

普通の会社は「ゲーム運営」をしないし、「文化醸成」も気にしない。ましてや人事を「選挙」では決めないです笑

実に「Edoらしい本部」です。

(3)ゲーム運営「部」の位置づけ

さて、ゲーム運営部(「本部」ではなくここでは「部」の話をしているので注意)ですが、上述の通り「ゲームのルール」を整備する部署です。

「リアルサカつく」は、Edoファミリー全員で実現するわけですが、それぞれのファミリーには価値観、好み、考え方がバラバラです。各自の自由度や主体性は最大限に尊重しているEdoですが、一方でみんながバラバラに動いていたら何も成し遂げられません。

そこで、皆さんがより動きやすくするための最低限のルールが必要になります。それを検討し、整備していくのがゲーム運営部です。

例えば、週1のペースで公開幹部会議を開催し、重要事項の定期報告を行ったり、「組織図」を整備しどのプロジェクトはどの部署で遂行するかなどを整理しています。

今までは、2CEO体制に移行したタイミングで僕がCEOとゲーム運営部長を兼務する形で運用していましたが、そろそろ別の方にお願いをしていきたいと思い、選挙する運びとなりました。

3.ゲーム運営部部長

ぼくが現時点でゲーム運営部の部長に期待することは以下です。
なお、期待するだけで、本当にやるのかどうかは当選した部長に全権が委ねられます。

(1)継続してほしいこと
・公開幹部会議の開催(Edo全体に存在する各プロジェクトの進捗管理)
・Edo組織図の定期的なアップデート

(2)新たに始めてほしいこと
・部署ごとのビジョン、目標づくりのお手伝い
(説明)
おそくても来年度からは、各部署ごとにビジョンや目標を決定し、言語化してほしいと思っています。各部署がどのような活動を行っているをクリアにすることで、どの部署に参加したいかの判断材料になるためです。また、メンバー間で議論するときの価値基準がはっきりとする狙いもあります。
ただし、Edoは一般的な「会社組織」ではないので私が「こうしてほしい」と言っても、各部の部長がしたくないとするならそれも尊重されます。それが「選挙」で人事を決めるということだと思っています。
そのため、部長によっては、あえて「ビジョンは作らない」という意思決定も全然ありです。新しいゲーム運営部長には、この「ビジョンの整理や目標づくり」のための相談相手として力を発揮してくれると嬉しいです。

・相談窓口の開設
(説明)
各部署内で意見が割れたり、どの部署に相談すればいいのかわからない場合の相談窓口を開設をしたいと思っています。相談内容に応じて「適切な部署」や「適切な相談相手」を紹介したり、場合によっては、公開幹部会議に上程してもらいEdo全体で考え、解決していくという流れを作りたいですよね。これはファミリーの方々がやりたいことがある場合に「どこに相談したらいいのかわからない」という状態を可能な限り無くしたいというのが狙いです。

・サロン内広報活動のお手伝い
(説明)
先日、文化醸成部が主催してくれた本田さん交えたEdo内でのオンライン懇親会で本田さんから提案してもらったものです。
Edoには様々な形で協力してくださっているファミリーがいます。立場上私なんかは目立ちやすかったりするのですが、とても重要な活動だけど地味だからEdo全体にはあまり知られていない活動もたくさんあります。
当然、すべての活動には意味があり、感謝をしていくのがEdoのあるべき姿だと思っています。例えば、文化祭なんかでも、声の大きい人、目立つ人はいるものですが、そのような人「だけ」でイベントは成功しません。目立たないかもしれないけど、地味な作業や活動をしてくれる人たちがいて初めてイベントは成功します。会社では目立つ業績、目立つ動き方をしている人が評価されやすいのかもしれませんが、Edoではそうではない組織像を目指したいです。
そこで、サロン内の広報活動機能を設置し、より多くの方々の活動をきちんと皆さんに紹介するような体制を作りたいと思っています。流れができたら文化醸成部と連携、あるいは、文化醸成部で運用ということでもいいかもしれませんが、ひとまずはゲーム運営部で実験的にやってみてほしいと思っています。

(3)その他
・ファミリー入会者退会者の管理運用業務
・オープンLINEチャットの運用

4.立候補について

ゲーム運営部の部長は、全員参加型リアルサカつく実現のために、どのようなルールが必要なのか、不要なのということを、だれも答えがわからない中行う、「ある種の社会実験」を担うことになります。

そのため、ぜひ「トライ&エラー」を前提に、チャレンジ精神旺盛な方に立候補頂きたいと思っています。

特に「組織づくり」や「チーム作り」が好きな人に向いているかもしれません。

シンプルに「サカつくが好きだったから、これをリアルで実現したらこうなるはず。やってみたい!」というモチベーションで立候補頂くのもありです。

ということで今からワクワクしています。

最後になりましたが、既存のファミリーではなくても、立候補の受付期間までにEdoファミリーになっていれば(いまのルール上は)立候補可能です。

立候補受付期間は5/20(木)18時までを予定しておりますので、もし興味ある方がおられればぜひこの機会にEdoに参加してみてください。
※いきなり「部長」ということでなくても「ゲーム運営部」のメンバーになってもらうこともウェルカムです。

サロンメンバー登録はこちらから(現在のファミリーは約200名です)
https://membership.onetokyo.jp/

今後もいろいろなチャレンジをしていくEdoを応援、観察してくれると嬉しいです。


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