令和6年6月18日(火)藤田文武幹事長 囲み会見(冒頭発言)

AIによる要約

維新、文通費問題で問責決議案提出も検討 国民に対する裏切り行為と批判

本日午前、日本維新の会の浅田均代表は記者会見を開き、文書通信交通滞在費(旧分通費)の透明化をめぐる政府との合意破棄について、岸田総理を強く批判した。
浅田代表は、旧分通費のブラックボックス化は「国民に対する裏切り行為」であり、維新は「できることは全てやる」と表明。参議院議員団は、午後の国会議員団役員会で問責決議案の提出も含め、最終意思決定を行う方針を示した。
会見では、以下のような点が強調された。

  • 旧分通費の透明化は維新の立党理念であり、自民党との協議で政策活動費とともに改善に向けた合意を得ていた。

  • しかし、岸田総理は旧分通費の透明化について合意を反故にし、国民に対する裏切り行為を行った。

  • 維新は、旧分通費のブラックボックス化が「100万円の非課税のお金がどのように使われているか分からない」という問題を生み出し、政党交付金などの使い道を不透明にしている点を指摘。

  • 参議院議員団は、総理入りの質疑が予定されている午後の参議院本会議前に役員会を開催し、問責決議案の提出を含め最終意思決定を行う。

  • 会見では、旧分通費の透明化を訴える維新の立場を明確にするため、資料が配布された。

また、浅田代表は、旧分通費の透明化に向けた修正案を参議院で改めて提出することを検討していることを明らかにした。修正案には、領収書の公開期間延長や、原則黒塗りを許さないフルオープン化などが盛り込まれるという。
維新は、今回の文通費問題で、国民に対する裏切り行為と捉え、厳しい姿勢で臨むことを表明した。問責決議案の提出は、政府に対する強い批判の表明となる可能性が高い。今後の展開が注目される。

AI文字起こし(faster-Whisper v3)

おはようございます。質疑、それから午後の藤田幹事長の決算委員会の質疑、そこでもほぼ表に出していただいてますけれども、やっぱり談話の中で声を聞かせていただいて一致をいただいたわけでありますけれども、一番大きかったのは私たち立党の原点ともいえる文書通信交通費ですよね。これは旧分通費の改正ですけれど、このブラックボックスを透明化させるというのと、それから政策活動費、これは政治資金規正法の今回上がっております法案に関わるものですけれども、政策活動費のブラックボックスを透明化させると。

2つ、私たちが自民党と協議した理由なんですけれども、そこを改善させることができるならば協力しましょうというところで、政策活動費に関してはかなり大きな穴が開いていましたけれども、それが小さな穴にすることができて前に進んでいますけれども、もう一つの立党の原点であるところの旧分通費、これが全くブラックボックスのままであると。これを透明化させたいという私たちの思いですね。これを総理大臣は岸田総理は完全に踏みにじったと。審議に反する。単に公党と口頭の約束を破ったというだけでなしに、これは国民に対する裏切りであると私たちは捉えております。この分通費ブラックボックス化していると、100万円を非課税のお金100万円渡して、それがどういうふうに使われているかわからないというところに諸悪の根源があると私たちは思っています。

だから他方の政党交付金から政策活動費として渡っている50億円が何に使われたかわからない、そういう大きなところに議論の場を設けて進めているから、約束は違っていないと。その裏切り行為であって審議に反する発言だと思いますし、これは繰り返しますけれども、単に高等官の約束を破ったというだけでなしに、国民に対する裏切り行為であると。だから私たちはそれに対して大きな声を上げて、そしてできることは全てやるというところで参議院の議員団の一任をいただいております。

私、ここで発言させていただいておりますけれども、これぐらいのレベルではない怒りが沸騰しているというのが参議院の議員団の中でのお話し合いだったと思っております。それを受けて今日の午後の国会議員団役員会に臨みたいと思っております。私からは以上でございます。

お疲れ様です。9時から参議院総会で皆さん非常に悔しい思いと厳しい姿勢を求める、そういうお声を議員団の皆さんからもいただきました。つきましては、今日、採決はまだ日程は決まっていないようですが、参議院の方で総理入りの質疑が4時からあるというふうに聞いていますので、その前に国会議員団の役員会を開催して、最終意思決定をしたいと思います。
が、今、アイデアとしては、我々も答弁で認めている部分も、これは合意に向けてありましたけれども、こうなったからには、理想を求めた修正案をもう一度出すということを、参議院の方でも検討します。加えてこれについては高等官の約束、そして総理としてのガバナンス能力の欠如ということも含めまして、我々としては一番厳しい姿勢で臨みたいと思いますので、問責決議案の提出も検討したいと思います。最終にはこの役員会で決定したいとこのように思います。賛否についてもこのままでは反対せずにおれないということでやりたいと思います。

すでに報道出ていますけれども、文通費自民党も諦めたねというような報道も昨日の晩出ていました。けれども結局時間がない、時間がないと言って先送りにしてくる。時間切れだと言い出したのは先週ですから、ギリギリになって時間がないというのはただの言い訳にすぎません。ですから、我々がどれだけこの旧分通費、それから政策活動費を含めて、純粋な気持ちでとにかく正確のブラックボックス、お金のずさんさというものをちょっとでも改善して前に進めたいという思いでやってきたかということを、総理も汲んでいただいて一歩踏み込んでいただいたらよかったのに、この分通費に関してはこういう結末を迎えるということは本当に残念に思いますし、先ほど浅田会長が申し上げたように国民に対しての裏切りであるということだと思いますので、厳しい態度で臨みたいと思います。じゃあ、ご質問を。

ちょっとだけ補足で、お手元資料の配らせていただきましたけれども、皆さんには言うまでもないことかもしれませんが、文通費がこれまでいかに金晒しにされてきたかということについて、補足の説明資料を配らせていただきました。あと、参議院総会においては、今日の午後に採決があるかどうかまだ分かりませんけれども、修正動議を出すということについても会長一任ということでいただきましたので、これも午後の役員会を経て決定されるようであれば、この穴をさらにしっかり埋めるべく、期限をしっかりと明記をする、そして領収書10年後公開されるものは原則黒塗りを許さずにフルオープンにする、そして将来的には渡し切りの経費、これ自体をしっかりと禁止することを最優先事項で検討していく、こういった内容を踏まえた修正同意案というのを準備しておりますので、その旨を私からもご説明させていただきたいと思います。

また、文書通信交通滞在費については、浅田会長や藤田幹事長が述べていただいたとおりでございますけれども、これは明らかに議員特権です。非公開のお金。我々は2015年からずっと領収書公開をしてきて、この議員特権を手放すべきだということを主張してまいりました。そして岸田総理にも今回お約束をいただいたけれども、この後に及んで議員特権を手放さないということであれば、これはもう全く許容できることではございません。国民に対する裏切りであるというふうに思いますので、参議院の維新として日本一の会としては極めて異例の対応でありますけれども、これは問責決議案の提出を当然検討していくということになると思いますので、その旨で午後の役員会、私どもは発言をさせていただきたいと考えております。
以上が予備説明でございます。では質疑応答の方に入りたいと思いますが、いかがでしょうか。

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