赤ちゃんとの関り方が分からない新米ママパパに、ベビーマッサージのススメ!
はい、みなさんこんにちは!男性保育士のRyU先生です。今回はまだまだ赤ちゃんとの生活に慣れず、どのように関わってあげるべきか迷っている新米ママパパさんに向けた記事です。
本題に入る前に、「赤ちゃんとの関わり方が分からない」ということに過剰に悩まないで頂きたいなと思っています。
今あなたにアドバイスをくれる先輩ママさんも初めから赤ちゃんと上手に関われていた人の方が少ないと思います。言ってしまえば保育士だって初めから子ども達と上手く関われる人なんて稀です。試行錯誤を繰り返して、赤ちゃんや子どもの反応を見て、こうしたら笑顔になった!こうすると泣いてしまうのか!と勉強をしていくものです。
さて、本題に入りましょう。
「ベビーマッサージが親子を幸せにする」 そう聞いたらどう感じますか?
「保育士は子どもに関する専門家だろう?なんて曖昧な発言だ!」と思われるでしょうか?ですが、これにはれっきとした科学的根拠があることなのです。それは、「オキシトシン」別名を「幸せホルモン」と呼ばれる快楽物質が、スキンシップによって生み出されるということが実証され、知られているからなのです。
<スキンシップは肩ひじ張らずに感じたままに>
しかし、スキンシップと言っても沢山の方法がありますよね。
可愛らしい赤ちゃんを前にしたら、無意識にも抱っこしたくなりますし、ぎゅっとハグをしたり、ほっぺにキスをしたり、頭をなでたり、声をかけたり、「お外気持ち良いね」と言葉を代弁してあげたり、ぎゅっと握ってくれる手の平に指を近づけてみたり・・・
沢山のスキンシップが自然と浮かび上がってきたと思います・・・とは、言いません。なんせこれは、新米ママパパに宛てたメッセージだからです。
ですが、スキンシップとはこうしたもので良いんです。自然と触れたくなる魅力が赤ちゃんには生まれつき備わっているので、難しく考えずに「触りたい」、「だっこしたい」、「お口開けているから真似したい」、そんなありふれた気持ちを行動にしてあげてください。スキンシップにコツがあるとすれば、難しく考えず、肩ひじ張らずに感じたままに触れてみる。声にしてみる。ということです。
<ベビーマッサージは自然なスキンシップを学ぶことができる>
数あるスキンシップの中でも、何で新米ママパパにベビーマッサージを勧めたいのかと言うと、教本や講師の方が教えてくれた通りにマッサージをすることで無自覚に良いスキンシップが図れていることがまずあげられます。
更に、悩みながら抱っこをしたり、いないいないばあをしても、ママパパの無意識に感じている心地よくない気持ちや不安感は赤ちゃんに伝わります。すると赤ちゃんも心地よくなくなってしまって、あやしてもあやしても泣き止まない!もう育児なんて嫌だ!なんてことにも繋がりかねません。
それでは、親子の関係として望ましくないですし、育児のストレスが生まれたり、虐待に繋がらないとも言い切れません。そして、なによりも僕が伝えたい「子どもと関わる全ての人が、肩の力を抜いて子どもとの関りを楽しむ」ということが実践できません。
ベビーマッサージは家庭でも簡単にできます。ですが、育児に慣れない内は、できれば講師の方に教わりながら実際に行う教室や地域のイベントに参加するのが好ましいと思います。
講師の方がその場で教えてくれるから効果的な方法を身に着けやすいですし、沢山のママやパパが赤ちゃんを連れて参加しているので、視野を広げることもできます。
何より講師の方は、雰囲気作りがとても上手ですからママやパパも安心できます。それは赤ちゃんのリラックスにも繋がっていきます。そうした雰囲気は本当に大切で、心が穏やかな状態であれば自然と顔はほころび、無意識に「気持ちいいねー」と声が出てきます。
大好きなママやパパの安らぐ声を聞きながら、愛情あるスキンシップを受ける赤ちゃんは幸せですよね。それは心の話でもありますし、最初に言った「幸せホルモン」の分泌による身体的な反応でもあります。
また、オキシトシンはスキンシップをする側も、される側も分泌されるのでマッサージをするママやパパにも多好感が現れます。
またベビーマッサージは様々な効果があるとされており、赤ちゃんの便通良くなったり、身体を細部まで動かしながらマッサージをするので発達を促す効果もあります。
<ベビーマッサージを受ける際の心構え>
と、ここまで良いことばかり書いたので少しだけ注意点を。
まず、初めての場所はママパパも緊張するでしょうし、赤ちゃんにとっては怖いと感じることもあると思います。マッサージもその日の気分や体調によっては受け付けないことがありますので、もし参加したのに赤ちゃんが泣いていたとしても全然問題がないことを先に知っていてください。それはママパパのスキンシップが下手なわけでもありませんし、ましてやお子さんが悪いなんてことは一切ありません「たまたまそういう日だった」ということが、本当にあり得るんです。
また、アロマオイルを使用する場合には年齢によっては身体が拒否反応を起こす成分が含まれるものもあります。なので、しっかりと講師の事前説明を聞いたり、不安なら「このアロマはうちの子の月齢(年齢)でも大丈夫ですか?」?と素直に聞いてみましょう。家庭では専門家に聞かずに精油は使わない方が良いかと思います。
<忙しなくも楽しい育児の世界へようこそ>
ベビーマッサージに慣れてくると、自然と赤ちゃんと関わる時に声が出ていたり、笑顔になっている時分に気付く瞬間が訪れると思います。そうなったら、後は簡単ですね、何度も言いますがママやパパが触れたい、声をかけたいと思ったら行動です!たくさんハグをして、いっぱい声をかけて、溢れんばかりの愛情を注いであげてください。
育児は楽しいものです。ですが同時に忙しなくもあり、大変なことも多々あります。悩むことも多いと思いますが、日々の成長を喜びながら、時にはママパパも休憩をして、迷ったら誰かを頼ってみてください。
誰かに頼ったり、不満を吐いたり、時にはママパパのリフレッシュの為に親戚や友達、または一時保育の施設に預ける日があっても大丈夫。生まれた瞬間から赤ちゃんはママとパパのことが大好きですから。
では、また学ぼうね!
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