【衝撃】20代で資産運用している割合は、たったの14%!!
皆さん、資産運用していますか?
早速ですが、こちらをご覧ください。
若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」が20代男女(2,052名)を対象に、貯金・資産運用に関する調査を実施しました。その結果を考察を交えながら、簡単に解説していきたいと思います。
【20代男女の貯金額】
〇貯金額について
調査結果では、男女ともに貯金額10万円~50万円未満が最も多く、25%ほどと全体の約4分の1を占めています。また、貯金額50万円未満が全体の半数近くを占めていますね。
今の日本の若年層の給料では仕方のないことかなと思いますが、それにしても10万円未満の割合が少し多すぎますね。これではいざという時の急な出費に耐えられません。せめて独身世帯で現金50万円は確保したいところです。
〇貯金の保管方法
では、貯金の保管方法についてはどのようになっているでしょうか。
【男性】
1位:銀行口座(83.1%)
2位:タンス預金(20.1%)
3位:ネットバンク(13.4%)
【女性】
1位:銀行口座(88.6%)
2位:タンス預金(13.7%)
3位:ネットバンク(4.6%)
その他と回答した方は、財形貯蓄や積立預金となりました。
【資産運用の方法】
〇男女でリスクに対する許容率に差が出たか
資産運用をしていると回答したのは男性で21.2%、女性で8.2%。平均すると約14%!!低いですね~。先進国の中でもなかなかの低さです。
資産運用先で男女に違いが出ているのも個人的に少し面白いかなと。男性の運用先1位は株式。対して女性の運用先1位は投資信託。一般的には投資信託よりも株式の方がリスクが高くリターンが高いです。女性よりも男性の方がリスク許容度が高いことが表れていますね。
〇資産運用をしてみたいと思ったきっかけは?
【男性】
・投資に興味があった
・銀行に預けているだけでは全然お金が増えないから
・長期的に資産を蓄えて、緊急時に備えておくため
・老後の生活に備えておくため
【女性】
・周りの友人がやっているから
・子供の教育資金
・お金を動かすことに興味があったから
・老後の生活に備えておくため
男女ともに共通した理由で多く挙がったのが、「老後の生活に備えてお
くため」でした。納得です。
【なぜ、今、資産運用をするのか】
一番の理由は、”複利効果を得られるから”です。
ん?複利って何?という方のために簡単な例を挙げると、
1,000,000円を年率5%で運用した場合、1年後に貯まるお金は1,050,000円になります。
そして、この1,050,000円をもう1年寝かせると、1,102,500円になります。
1年目には+50,000円。2年目には+52,500円・・・。
このように利益が出た分を引き出さずに、運用資金として寝かせ続けていくと、ステップ方式でどんどん利益が膨らんでいきます。これを複利効果といいます(反対は単利といいます)。
ちなみに、このケースで20年間運用を続けた場合、当初100万円だったものが、265万円になります。銀行にお金を預けていたところでお金は増えませんし、物価のことも含めて考えると、銀行に余計なお金を預けておくことは、現代では非常にリスキーな事ですよね。
同時に、お金を増やすという事は”時間”が必要になるという事です。つまり、いかに若いうちから資産運用に取り組むかで、老後の資産に大きく差が生まれてきます。
どのような資産運用があるのかは、過去の記事にも書いてありますし、これからも書いていこうと思いますので、そちらをご参照頂ければと思います。
【少額でも良いから、若いうちに資産運用に取り組んでみよう】
資産運用するうえで、いくらくらいすれば良いのか。というご質問をいただくことが、しばしばあるのですが、答えはありません。強いて言うのであれば、多ければ多いに越したことはありません。
ただ、私が常日頃お客様にお伝えしているのは、金額も大事ですが、無理なく長期で続けられる金額で運用しましょうということです。
先ほども記述したとおり、お金を増やすうえでは、どうしても”時間”が必要になります。無理な投資で、途中で止めてしまうとそれまで費やした時間が水泡に帰します。
ですので、金額も大事ですが、少額でもいいからきちんと長期で続けられる資産運用を心掛けて、1日でも若いうちから取り組めると、凄く良いかと思います。
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