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エレベーターテストで確認する現状と課題-高鍋高校での探究活動のサポートをしました。-

10月の後半のこと。
高鍋高校にて探究活動のサポートをしました。
学校からの依頼は、探究科学科の2年生全員と「1分」で面談してほしい。ということでした。目的は、それぞれの現状と課題を把握すること、ということも有るのですが、それとともに生徒さん自身がそれを自覚することだったのだと思います。

さて、先日読んだ本の中で、エレベーターテストというものの、存在を知りました。
※元ネタの本はこちら。色々なフレームワークがまとめられている本

エレベーターテストとは、エレベーターで最上階から降りる1分程度で話をする技法、というように理解しています。
その内容としては次の3つを1分程度で話します。

  1. 事実報告

  2. 状況報告

  3. 意見具申(提案や相談など)

高校生には全体講義として、エレベーターテストについて説明をして、此のフレームで話をするように指示をしました。

どんどんやってくる中で、1分で話をしてくれるものを聞いて、こういうことをしているのか?こういうことを調べてみるといいよなどということを高速で話をしていきました。(正直、めちゃめちゃ疲れました笑)

ただ、フレームに沿って話をしていると、聞いている私はもちろん、話している生徒たちも何が話せていないのか、どういう状況なのかがわかってきます。また、それぞれに対してアドバイスをする中で、類似する問題や悩みもあり、ホワイトボードも使いながら話をしているので、さっきの〇〇さんも同じことを言っていたのだけど、ここ見ておいて〜というようなことも出ていました。

あと、2か月で発表とのことで、エンジンが掛かったり、少し焦っったりする時間だと思います。だからこそ、少ない時間で自分のことを伝えたり、相談したりすることは大事なことかなと感じたところです。

残り2か月。支援していきたいと思います。


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