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【婚活日記】30日目 雨降って…

【あらすじ】
カウンセラーさんから指輪のサイズや好みをあれこれ聞かれ、これは来月の私の誕生日にいよいよ…?とプロポーズの期待を高めていた楽渓花。しかし彼とのLINEで『その頃(私の誕生日)は忙しい時期で平日はなかなか休めない、その前後の週末はどう?』と言われ誕生日プロポーズは絶望的に…

確かに12月はどの業種も忙しい時期だし、更に私の誕生日は平日なので休みが取り辛いのは分かってはいたんですが『平日も希望を出せば休めることがある』って言ってたので、もし取れるなら、と思ってのお休みリクエストだったのですが、思いの外あっさりと返され…

12月は忙しく、平日のお休みが取り辛いのは勿論理解しているんですが、私が傷ついたのは『私の誕生日を他の土日休みと同列扱いにされたこと』多分彼は代替案として『こっちなら大丈夫だけどどう?』っていう意味で聞いてくれただけで、別に他意もなければ、私の誕生日を軽んじているつもりもなかったんだとは分かってる…分かってるんですが、何だか物凄く悲しい&がっかりしました。

まあ私が指輪のサイズとかブランドはどこがいいとか具体的なことをカウンセラーさんから聞かれて舞い上がってしまい、勝手に自分の誕生日にプロポーズしてくれるんだ!って思い込んでしまったのが原因なんですけどね。とは言え、指輪の話も出てたし、時期的にプロポーズされるなら自分の誕生日かな、って勘違いしたのは無理もない話。それでも想像以上にショックを受けた自分にも驚きました。ちょっとだけ泣いたし。

でもプロポーズの目安としては自分の誕生日だろう、と思っていた分、そこが駄目になると、もう次の指標が全く分からなくなり、このままいつまでも当てもなく待つだけしかないのか?から始まり、果ては彼は本当に私と結婚する気があるのか?等と考えが飛躍してしまい、思い余って翌朝カウンセラーさんに相談。やっぱり夜に物事を考えると悪い方向に行くっていうのは本当ですね…

突然のテンションだだ下がりの泣き言LINEに対し、カウンセラーさんは女性なので私ががっかりした理由も悲しい気持ちも全部分かってくれた上で『それでも彼がお仕事で忙しいのも分かってらっしゃるんですよね』との前置きの後、

『男性側としては最善のプロポーズにする為にたくさんの準備が必要だと思うんです、例えば指輪とか!これについては男性に圧を掛けてしまうことになるので、女性には待ってあげておいて欲しいです』と諭され…確かに一大イベントだから失敗するわけにはいかないっていうプレッシャーは間違いなくあるだろうしなぁ、と感じながら読み進めていると『これは本当に、本当に彼には内緒なのですが…』との文字の後、以下の内容が。

10月中旬頃に彼から『プロポーズの際に指輪を用意したいので、渓花さんの指輪のサイズ、ダイヤで良いか、リングはプラチナで良いか等をそれとなくカウンセラーさんから聞いて頂けないでしょうか?』と連絡がありました。
なので私から指輪のサイズをしつこく聞いたり、デザインについて尋ねたりしたかと思います。だから渓花さんが心配するようなことは全くないです!
信じて、大好きな彼を待っていて欲しいです。

また涙が出ました。今度は嬉し涙。デートが終わる前の大人の時間以外、彼は普段そんなに感情が表に出ないので、私の方ばかりが想っているんじゃないか、っていつも思っていたので、結構前から私との将来について本当に真剣に考えてくれていたことに驚きました。だって多分その頃ってうさぎ島(2回目)に行ってた頃だよ?

本当はカウンセラーさんとしては秘密にしないといけなかっただろう彼側の情報でしたが、おかしな方向に凹んでしまっている私を見兼ねて教えてくれたようです。確かに事情を知っている人が聞けば『ちゃんと彼は準備してくれてるのに、何拗ねてるの?』ってだけの話だからね。

なのでそこまで考えてくれているのであれば、もうプロポーズについては彼のタイミングに任せることにして、私はその後に決めないといけなくなるであろう内容(結婚指輪/結婚式はどうする?とか)について下調べをしておこうと思います。と言っても既にリサーチは完了してるんですけどね。

指輪は勿論、結婚式もやりたいと彼が言った場合は私がお金を出すつもりでいるので(=そのくらい良いプランを見つけたということです)どんと来いです!私は2回目だけど彼は初婚なんだから、小さくても式はやりたいかもしれないし。先方の親御さんの意向も絡んでくるだろうから、その辺りはおいおい調整ですね。私の実家?多分『好きなようにしたらいいんじゃない?』で終わりかな?(笑)

決して無責任な意味ではなく、信頼してくれているからこそ貰える言葉かなと思ってます。離婚して以来ずっと一人暮らしをしてきて、それまで自分の足で立ってちゃんとやって来たのも知ってるし、1度目の結婚で失敗している分、もう私の結婚についてはある時を境に言わなくなりました。多分子供を持つことが出来る限界の年齢(30代後半)を過ぎたからだと思います。

子供が居て幸せが成り立つ人も居るけど、多分私はそうじゃないタイプだったからきっとここまで本気で婚活もしなかったし、おひとり様でゆるーく楽しんでいたんだと思います。今もやっぱり子供が欲しいとは特に思わないし。死生観は『生まれる時は皆と一緒、死ぬ時は一人』だからね。

だから別にこのままドイツ語を勉強しつつ、何年後かにはドイツ旅行に行って、趣味の都々逸を続けながら植物を育てたり、写真を撮りにぶらり旅に出ながら、生涯独身を貫いても良かったんですが、おひとり様も十分楽しんだな、と感じた所でようやく初めて『これからの人生を誰かと楽しく一緒に過ごしたい』に心がシフトチェンジした感じでして…そこからこんな風に誰かをまた好きに…いやそれ以上に大事に想えるようになるなんて、私の人生にはないだろうなぁと思っていたことなので、既に未体験ゾーンです(笑)

まず2度目の結婚で婚約指輪を貰えるなんて思いもしなかったし。1度目の時なんてこっちから聞いたら『婚約指輪?いらんじゃろ?』で片づけられたくらいですからね。

やはり人生は驚きに満ちているというか、心ひとつでここまで変わるなんて思わなかったので、今の状況に自分でも驚いています。勿論嬉しい意味で。

ちなみに明日は島根のアクアスまで行く予定でしたが、月のものが遅れて来てしまったことで遠出は辛いこともあり、現在私の家でのおうちデートを彼に提案中。OKなら家でまったりDVDを見たり本を読んでもいいし、彼が気遣ってデート自体がお休みになればそれはそれでしっかり休もうと思うし、どちらでも良いかな、って感じです。

体調が良くないのに無理して遠出して機嫌や具合が悪くなったりして楽しくないデートになるくらいなら、お出掛けは中止して、家でのんびり過ごすのが一番!そこに彼が来るか来ないかは彼次第、ってところです。私としては来て欲しいけど、人一倍気を遣うタイプの人なのでもしかしたら『ゆっくり休んで』って言って来週にデートは持ち越しになるかも。まあそうなったら、それはそれで次に会えるのを楽しみにしながら、休みながらちょこちょこドイツ語の勉強でもしようかな?

【追記】彼がお家に来ることになりました。お勧めDVDを持って来てくれるそうです。しかもジャージ持参。向こうも完全にだらける気満々ですね。これで私も心置きなくぐだぐだできそうです(笑)

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