社会人4年目の新人が変化の激しいLayerXに飛び込んで「良かったこと」「苦労していること」

こんにちは。LayerXのバクラク事業部にてマーケティングチームに所属する小幡です。本記事は「LayerX アドベントカレンダー 2023」の16日目の記事です。昨日は、rockyさんによる「LayerXのSalesforce Adminは激アツ ~インターン生から見た景色~」という記事でした。こちらもぜひご覧ください!

プチ自己紹介

■基本情報
小幡 龍之介
・ 1997年生/大阪出身
■経歴
・1社目:LabBase(旧:POL) (2018~2021)
    - 大学3年時に入社。toCマーケを3年ほど担当
    - デジタル広告、データ解析、CRM などデジマ領域を広く経験
・2社目:LayerX (2022~現職)
  - バクラク事業部 toBマーケを担当
  - デジタル広告などペイド系施策や、直近はバクラク電子帳簿保存を担当

2022年の2月にLayerXに入社してから、早くも1年と少しが経ちました。
この1年間、本当にあっという間でバクラク事業部(LayerX)は大きく変化しました。


<この1年のLayerXの主な変化>
・プロダクト数 3つ → 5つ
・社員数 70人 →  160人弱
・マーケチームメンバー 3人 → 15人
ご利用企業様の急拡大
資金調達
・… etc 

本日は、そんな急拡大・急変するスタートアップで若手のマーケターが経験した「良かったこと」と「苦労していること」を紹介します。これからスタートアップに飛び込む同世代の方や、LayerXに少しでも興味のある方の参考になると幸いです!

飛び込んで良かったこと

①環境変化をポジティブに捉えられるようになった

前述のように急拡大している関係で、私の身の回りの環境も変化の連続でした。例えば、毎月のように新メンバーが入社されたり、組織体制やKPI、予算に変更があったりで、最初はストレスを感じることも少なくありませんでした。信頼できる見知ったメンバーだけで、慣れているやり方で仕事をする方が快適に感じるからです。新メンバーの入社のたびに、それは大抵マネージャーや先輩になるのですが、これまでのやり方を否定されるかもしれない不安を感じたり、人間関係を0から作り直す必要があります。

しかし、そんな経験を何度も重ねるうちに、変化をポジティブにとらえて、それに適応すると良い点が沢山あることが分かりました。例えば、私が担当している広告運用では、新しい方が加わるたびに、ブレイクスルーが起こりました。広告運用では、トライを重ねることで、「失敗経験」に過度にひっぱられ、縮小最適な解しか見つからなくなることがよくあります。しかし、新メンバーのフラットな目線の新しいアイデアによってそれが突破されることが何度も起こったのです!

また、私はこの1年間で直属の上長が4回変わりました。新しい方になるたびに、「上手くやっていかねば」と力が入っていたのですが、全員が様々なバックグラウンドを持ち活躍されてきた方だったので、数値に対する捉え方やチャネルの運用方法などを沢山学ぶことができました。私にとって、これは視野・視点が広がる良い機会となりました。

変化を経験することは、億劫だしストレスもかかる。でも、ポジティブに捉えて適応することで、大きなメリットも生じる。そう捉えられるようになったのは、この環境のおかげだなと思っています。

②毎日が「意思決定」の連続であること

日々刻々と環境が変化する中で、自ら意思を持って決定しなければならないことが多くあります。私の場合は、今月注力すること、敢えてやらないこと、予算アロケーション、広告の訴求軸、どのチャネルを新規でトライするかなどを決めていく必要があります。

後戻りできない重要事項はマネージャーと相談するものの、自分担当のチャネルやプロダクトに関しては、意思決定を丸投げすることはほぼありません。マネージャーも忙しいため、「こういうファクトや状況があるので、こうしたいです」という作業をほぼ毎日行っています。

自分が意思決定し実行した施策は、上手くいったものも失敗したものも血肉になっている感覚があります。その理由の1つは、自分で決めたから結果が気になる、否が応でも自責思考になるからだと思います。失敗の原因や次トライする際に気をつけることを自然に考えられます。
弊社新卒サイトのコピーは「意思決定の数だけ成長する」でして、自分もそれを体感しています。

急拡大することで人手が足りず、若手だろうと意思決定の機会がどんどんやってくる。そんな環境有り難いと思っています。

苦労していること

タスクに振り回されない。主導権は自分が握る。

社内では沢山のチャンスが次々と回ってきます。それ自体は非常にありがたいのですが、しばしばタスクに追われる状況に陥ります。タスクに追われ始めると、「次のMTGまでに、〇〇を整理しなければ」といった、マストで対応しなくてはいけないことで、1日が終わってしまいます。深く考える時間が取れないことで、1つ1つのアウトプットの質が下がってしまったり、休日も「やらないといけないこと」が気になり上手く休めなかったりします。

タスクに追われないためには、中長期的には生産性を上げることが重要であり、短期的には適切に優先順位をつけることが求められます。具体的には、やらないことを決め、やることに関してはタスク完了までの見積もりをつけ、それぞれの締め切りを可視化することです。

沢山のボールがあちこちから飛んでくる状況で、優先順位付けや、工数の見積もりは少なくとも1日に1回は行わなければいけません。整理されていない状態は気持ち悪いと感じるくらいまで、習慣化しなければと思っています。

短期間で質の高いアウトプットを出せるようになること。今やるべきことは何か見抜けるようになること。
そうして、タスクに振り回されず、振り回す側になること。
それが次の自分のチャレンジだと思っています。

仲間になってください

そんな急拡大するスタートアップには沢山の機会・チャンスが溢れているのですが、悔しいことに仲間が足りず、そのチャンスを見送るしか無いことも多々あります。マーケチームに限っても、各チャネル・各サービスを伸ばしきっていくためにはまだまだ、プロフェッショナルな知見や人手が必要な状況です。
一緒に高い山を登ってくださる方を切実に募集しています。
少しでも興味がありましたら、ぜひご連絡いただけますと幸いです。

募集職種
LayerXのメンバーとは、こちらからお話いただけます。

ぜひぜひ、お待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


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