心の傷という奴。

こいつ、ホント厄介ですよね。
物理的に治る様子が見えることもなく、こいつはさー、突如として牙を剥いてくるんだよな、内側からじっくり攻めてくることもあれば、一気にガツッ!!と来る時だってある、そしてこいつは治りが遅い。

俺はしばらく、この心の傷ってものを抱えて生きることになるわけで。
ひとまず父親の火葬も終わり、ひと段落を迎えたわけですが、いやはや、ホントに堪えました。
淡々と行われていく中、俗にいう最後のお別れというものをしたわけで、なんかもうね、色んな感情が、説明のつかない感情が湧いてきて、火葬中に涙腺崩壊ですよ、えぇ、一人になりに行った瞬間にダム決壊です。

でも、正直、泣けてよかったと思います。
泣くことは心のストレス発散なんていう言葉も聞いたことがあるけれども、親父の死に目を見た後に「手ガタガタ涙腺緩むタイム」が到来はしたものの、流石にダム決壊までとはいかなかった。
多分、どっかで最後のデッドライン的なところをあとほんのちょっとで越えるところだったんじゃなかろうか、まぁ分からないけど。

死を目前にしていても、心のどこかで「なんだか、起きてきそうだね」みたいな話を、絶対起きるわけねぇのに半信半疑に話してみたり、こういう時の言霊ってのは役立たずなんだなーなんて思ったりもして。

ともあれ、滞りなく終わったのですが、これから諸々手続き関係の第二ラウンドが開幕と相成るわけです。
まぁここら辺はね、もう完全にプライベートな問題なので、こういう場には書かないと思いますけど。

この親父ロスという心の傷が、一体どこまで俺の身体を蝕むのかは分かりませんが、しばらく上手く付き合っていかなきゃいけないですね。
いやいや、まさか自分の前厄の年の後半にこんなとんでもないイベントがやってくるとは思いもしませんで、誕生日迎える前にこんなのやめてくれませんかね?って思いましたよ。

割とガチな話、年明けに厄除け&厄払いします、調べたら来年本厄。
自分は勿論のこと、他の関わるみんなに何かしらあったらと思うと気が気じゃない、これ以上のイベントなんて本当に勘弁してくれ。
幸いなことに我が家の徒歩圏内には神社があり、その手のことをやっているようでして、しっかり頼ろうと思います、忘れるなよ、俺よ。
と言って、LINEのkeepメモに早速書き込みました、普段ダーツの気づきとかその場で入った予定を書きこむ中にスッとカットインしてくる厄払い&厄除けしよう発言、なんて違和感。
というか、これ以上の厄なんてマジで来てほしくないんで、こればかりは神様に助けを乞います、宜しくお願いします。

ともあれ、親父が入院して僅か11日、早い闘病生活でした。
合間にお見舞いに行く暇すらない中、あっという間に親父は魂になって。
今もどこかに彷徨っているでしょうよ、何せ姉の子供とうちの奥さんが立て続けに「線香の匂いがした」なんて言われたらねぇ、早く俺のところにも来なさいよー、まったくー。

ここから数年はのんびり生きようと思います。
今でさえ生き急いでいると言われるかもしれませんが。
仕事も再開しましたが、やはりまだまだ仕事モードに切り替えるのも一苦労だし、こればっかりは致し方なし。

来年からやってみたいこととかちらほら、現実的にどうなるかは分からないけど出てきたので、厄除け&厄払いをかました後で動けたらなーなんて。

そんなこんなを考えつつ、怒涛の展開は物語は日常へと繋がっていきます。


てなわけで、今回も長々として駄文を失礼した。
文字に起こすって大事ね。

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