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転勤族である主婦の強みと弱み、そして現実を知った話

こんにちは、龍楓子(りゅうふうこ)です。
別居することを決めたら夫に離婚だと言われた主婦の日記です。

専業主婦・・・
もう化石に近いその存在。
おそらく、わたし世代が最後なんじゃないかと思う。

娘(21歳)も来春から社会人となりますが、
女性が社会に出て働くことはすでにデフォルト。
当たり前田のクラッカー(←これわかる人は関西に住んだことがあるはず)

転勤族の専業主婦の強みとしては
まぁ家事や育児をする以外は自分の時間が持てる。
そして新しい環境に対しての耐性が身に付く。

ただ、子育ての乳幼児期に関して言えば24時間営業なので
これは体力的にも気力的にもなかなかに大変。
24時間営業の仕事ってあったんだ、って思ったもんね。

保育園に預けて仕事したほうがラクなのではないか、
そんなことも妄想しました。

が、我が家は転勤族。
いつどこへ飛ばされるかわからない。
毎年、年明けからは予定を入れられない。
なぜって春にどこに住むかわからないから・・・。
地に足をつけた働き方など選択肢から早々に外された。

結果的に我が家は12年も東京にいたため、
子育てを一緒にしたママ友たちみんな地方へ行き、
気がつけば社宅の重鎮となっていました。
(12年もいることがわかっていたら働けたやんって話)

じゃ、そろそろ自宅を持とうかと動き出した矢先、
見事に大阪への内示が出ました。
家を持つと転勤が決まるというジンクスは本当のようです。
誰にもバレないように進めていたんだけどな、、

そんなわけで新婚時代に住んでいた大阪へ2度目の転勤。
当時の娘は中1、息子は小4。
息子は毎日のように東京に帰りたい、帰りたいと言い続ける。
朝の登校、夕方の下校に合わせてわたしも学校へ付き添う。
少しずつ慣れてきたころに、今度は娘の気持ちが破裂。

息子は小4だったからクラスの子に転校生だって認識される。
けれど、娘のほうはみんなが初めての中学校生活。
自分に必死で隣の子が東京から来た子だなんて誰も気がつかない。
必死で大阪弁をマスターした娘には涙しかない。

『きっと卒業するときにはここを離れたくない!って
 思うほどの友達にも恵まれるはずだから乗り越えていこう』

ふたりであべのハルカスに出かけ、屋上の庭園でそんな話をした。
中学を卒業するまでのあいだに娘とは交換日記も続けた。
これを読み返すと当時のことが鮮明に思い出される。

少し脱線してしまいましたが、、
専業主婦の弱み。
それは絶対的な経済力の欠如・・・

実は週末に賃貸の物件を内見したのですが、
いざ申し込みをしようと年収欄に100万円と書いたら
「それでは保証会社の審査が通りません」

ですよね、、
こちらも扶養の範囲内での仕事ですからね、
現実をまざまざと突き付けられました。

離婚を決意する女性は強い
決意して実行する女性はもっと強い

わたしも小さい一歩だけど
不動産屋さんへ行って良かった。
ひとつまた現実を知ることできた。


2024年7月10日(娘の交換日記の最後のほうに『マミーの言うとおりになった!』って書かれていた。3年間慣れない土地でがんばったね!)




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