やる気スイッチと心のブレーカー
やる気スイッチを見つけるのはたやすい。
顔を洗ってさんぽをすればたいていの朝はスイッチが入る。
いつものルーチンでスイッチが入らないときは、テンションの上がる音楽を聞いたりやる気の出る言葉を読んだりしてあれこれ工夫するのだが、それでもスイッチが入らないときがある。
そういうときは、心のブレーカーが落ちている。
家庭の電気の供給量が限界を超えるとブレーカーが落ちるように、やる気も使いすぎると限界を超えてブレーカーが落ちるのだ。
そういうときは休むしかない。あれこれ工夫してスイッチを入れたって、大元のブレーカーが落ちているのだからやる気なんて出ない。
それに気づかずに無理してがんばると、いちばん大元のブレーカーが落ちて、こころもからだも動かなくなる。それが鬱。
やる気スイッチと心のブレーカー。
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