ハレとケを体感し、Footballが身近な存在となった2010年
この話は3大会も前、2010年の南アフリカW杯へと遡る。
当時、横浜の大学へ通っていた僕は、モヤモヤした学生生活を過ごす中で「楽しいけど生ぬるい環境を変える必要があるなぁ」と思い留学を決意。観光マーケティングや地方分権に関心を持っていたため、スペインを留学先の候補に挙げた。
というのは、それっぽい後付け理由。留学するとしたら、僕には最初からスペインの選択肢しかなかった。大好きなアトレティコ・マドリードの試合を現地で観たかったから、そして、文化としてのfootballに触れて