【楽曲解説】人生最後の一曲、何を聴きますか?【藍坊主】
こんにちは、こんばんは!
本記事をお読みいただきありがとうございます。
いきなりですがこの記事では、
「藍坊主」がいかに素敵なバンドなのかを、
「伝言」という曲を中心に解説します。
それではいきましょう!
(Coaching Advent Calender 2021に寄せて)
※コーチング関係ないよーという方はスキップしてください🙇
この記事はりょっち主催の「コーチングにまつわる投稿でアドベントカレンダーを作ろう企画」の一環で書きました。
カレンダーの達成率がすごく高い & どの記事も濃密で面白いというスゴい企画でびっくりしてます…!!
参加者として関われたことがとても嬉しいです!
…しかし!
みなさんの記事がコーチングすぎて面白すぎる!
最近すっかりコーチングに関われていないこともあって、”コーチング”をメインに据えたら中々筆が重かった….。
そこで発想を変えて、「好きなものを好きなように語る → ”コーチング”の枠にねじ込む」なら書けるんじゃないか⁉
…というワケで自分の大好きな「音楽」を軸に展開することにしたのです。
藍坊主「伝言」
早速本題です。とりあえずこちらを聴いてください!
ぜひ歌詞を見ながら聴いてみて下さい~(お節介)
「伝言」歌詞
ロックバンド藍坊主(あおぼうず)が
活動10年目の2010年に発表した10thシングル「伝言」です。
かれこれ11年聴いてきた、藍坊主の中で一番好きな一曲です!
この曲の個人的推しポイントは2つに集約されます。
簡単ながらも意味深い歌詞
前向きであろうとする意思
あくまで自分の所感なので悪しからず!
1.簡単ながらも意味深い歌詞
読んで字の如くなのですが、
誰にでも分かる言葉で、でも「なるほど」と思わされる歌詞ですよね。
個人的にこの歌詞ほど「愛」というものの本質を捉えている作品は
他には無いんじゃないかなと思っています。
他人を愛すること、自分を愛すること、
という、ある意味一般的な「愛」がAメロBメロで述べられていますが、
サビの ”神様に誓うわけじゃない愛" は、
人間のもう一層深い部分で、優しさ愛しさ・あるいは生きる痛み
と繋がっている、いわば「生きることそのもの」のように語られています。
また、1番Aメロの「”君”への愛」に関しても、
単純な異性としての愛だけでなく、存在承認や博愛を感じました。
2. 前向きであろうとする意思
サビで印象的な、
という歌詞について、
実際に誰かに言われた
または直接でなくても、そういう悲観的メッセージを受け取った
という身に覚えがある方は多いんじゃないかな、と思います。
もしかしたらその「誰か」は「自分自身」だ、という方もいるかもしれません。
しかし、その後の歌詞にあるように、
「そんな真実は認めるわけにはいかない」
「だから愛を誓う・人/自分を想う」
ことが強調されています。
特に最後の歌詞の一節
ここには圧倒されるものがありますね。
それまで「~かな」「~ですか」「~があれば」
などという優しい文末が目立つのに対して、
この部分は力強く断定する言い回しになっています。
(音楽的にも、暗い響きのコードは極力減らし、明るい響きのコードやテンションが多めに用いられていたり、各パートの終始に明るい土台のコードを置いていたりと、明るさ=前向きさが通徹されています。)
苦しさや痛みを感じてもなお、
生きることを絶対に捨てばちにしない、という確固たる意思を感じ、
そういう部分に救われるんだろうなあ、と思いながら聴いています。
「コーチング」にねじ込みます。
タイトルの通り、
「人生の最後に一曲だけ聴くとしたら、あなたが選ぶ曲は何ですか?」
という質問に、自分だったら「藍坊主の『伝言』」と答えると思います。
まだ「伝言」の全てを体験できたとは思えていませんが、
誰かを好きになった時とか、苦しかった時に
この曲を聴いては少しずつかみ砕いてきたので、
きっと人生最後にはこの曲が似合うだろう、と思い選びました。
あなたならどんな曲を選びますか?
もしこの記事がきっかけで「伝言」を選んでくれていたら
この上なく嬉しい限りですし、
「僕/私は別の曲!」というみなさんとは
「その曲を選んだのはどうしてですか?」
っていう話とかを聴きたいなあ、と思います!
きっと十人十色の体験に結び付いた音楽と
それに付随した価値観・人生観が凝縮されてるんじゃないか、
と考えるとワクワクしますね!
(相手主体で思索する、という事でとてもコーチングですね(ゴリ押し))
P.S.
藍坊主の他の曲では、かなり印象が違うものも多く
本当は「空を作りたくなかった」
という曲や、Vo.hozzyが使う独自の言語「イグノフォン」
についてなども紹介したかったです…!!
今回は割愛しましたが、いつか!
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