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拝啓、今を生きる僕たちへ。

移ろいゆく季節、過ぎゆく月日、仲間と過ごす時間、そのどれもが儚くてでも愛おしくて「続いてほしい。」そう思うたび終わりを意識させられる。

大学やバイト、TABIPPOの活動に追われなんとなく「やらなきゃいけない」をこなすだけに日々を過ごしていないだろうか。今を生きるのに必死で日常に溢れる「当たり前」を見て見ぬふりをしてはいないだろうか。

楽しいことには必ず終わりがあってきっとそれは誰もがわかっていることだ。けれどその終わりに気づかないふりをしているように思う。

今自分がいる環境を見つめ直し「当たり前」に目を向けた時それは突然実態を持って現れる。銃を突きつけられた人のようにその頭で必死に今を引き伸ばす術を考える。過去の自分に想いを馳せても「ああすればよかった。」「こうすればよかった。」と後悔ばかりが頭を駆け巡る。

後悔というのは常に心を蝕んでいく。そうならないための唯一の方法、それが今を知ること。

TABIPPOに投影して話をすると、活動終了までもう3ヶ月ほどしかない。その限られた時間の中で自分が何をできるのか、何をしたいのかを言葉にする。そうやって自分自身に語りかける。
その過程ではきっと大切な人や時間を思い浮かべることになるだろう。その一つ一つが自分自身の「今」なのだと思う。

どうしても不安な将来や少し先にある幸せを追い求めてしまう。

しかし、この瞬間にも「今」は刻一刻と「過去」になっていく。

未来は変えられるけれど過去は変えられない。

自戒の念を込めて、このnoteを締めくくる。

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