2020年サッカーノートNo.9 バイエルンvsシャルケ ~大敗の理由~

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大敗だった理由について

今回、シャルケ大敗で終わった。
なんで?というところを振り返って終わりにします。
90分振り返るとシャルケの悲しい振り返りになってしまうから。
No.6で書いたようにシャルケは前プレスで奪ってなんやかんやするチーム。
BMG戦ではその前プレスで何もさせなかったわけだけれども、
バイエルンにはプレスが外されて手も足も出なかった。
なんで外されたか。というと。。。

バイエルンのビルドアップ2

バイエルンのビルドアップ

という感じである。
ちょっと説明すると、シャルケは2トップでCBに対面し中央封鎖。
OHにはボランチ監視からサイドに誘導したらハーフスペース封鎖して
中に入らせない役目をする。
SBにはサイドハーフがつく。
それに対してバイエルンのビルドアップの仕組みなのだけれども、
GKがボールを持っているときに、図のように
CBが大外まで広がる。
RSBのパヴァールがハーフスペースに入る。
LDHのチアゴがハーフスペース。
アンカーにチアゴ。という3-3-4-1という配置に。
これに対してどうやってシャルケが嵌めていくか。という話だった。

CFがCBについてかいない場合

これが1枚目の図。
CBから運ばれる。
この運ぶドリブルに対してどう対処するのかが整理出来なかった。
シャルケのSHはSBにピン止めされいけない。
FWが行くとハーフスペースが空く。
ハーフスペースが空くとチアゴ、パヴァールから展開され前プレスを外されるとなった。

CFがCBについていった場合

じゃーCFにCBが付いて行きましょう。と大外まで出ていった場合。
これが2枚目の図。
図のようにハーフスペースのレーンががら空きなのでそこから簡単に運ばれる。
悲しいかなこれがシャルケの実情だった。
ちなみに、GKに行っても誰かが空いてしまう。
ということでシャルケがバイエルンを止める術がなかった。
振り返ると単純だけどねぇーという感じ。

仕方なく4-3-3で撤退

前プレスを外されるとシャルケはDFライン4枚とアンカー1枚で対応しないといけない。が、それではバイエルンを止められない。いつ点入ってもおかしくなかった(実際にVARで2つのゴールが取り消され命拾いをしていたシャルケ)
なので、4-3-3で撤退。ただし、この4-3-3撤退を選択したものの
バイエルンに対抗するほど洗礼された策では無かった。
確かに前プレス外されるよりは守れる。でも、それだけだった。
なので、自陣に釘付けされたシャルケ。
カウンターすら出せない状況。ただただ、バイエルンに殴られるだけだった。

最後に

前節シャルケの前プレスでBMGを嵌め殺す姿に惚れ、
バイエルンに対してどこまで出来るかを確認したかったが無情にも手も足も出なかった。悲しい…
バイエルンはだいぶ整理出来てきたかな。
ここから勝ち点は積み重ねて行きそうな感じだった。
おわり。

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