第2節 ケルン-ドルトムント ~ロイスシステム敗れてなお強し~

さて、日本一早いケルン-ドルトムント感想文を雑に書くことにする。

前半

ケルンは4-4-2 で縦横コンパクトに守る。
そして、カウンター。モデストとコルドバの2トップは破壊力あり、ドルトムントDF陣ですら二人で切り裂く力がある。

ドルトムントは4-2-3-1 トップ下に入ったマルコス・ロイスがアタッキングサードでのすべてを司る。
基本的には去年と同じ。
 ・CBを1トップをピン止め。
 ・SBをウイングでピン止め
 ・間延びしたCB-SB間をロイスが二列目から飛び込んむ。
みたいな。

ケルンはそれを理解して、ロイスに2DHを当てる。
ロイスに入っても好きにやらせない。ロイスを止めればドルトムントは止まる。くらいに思っていた気がする。

そして、15分過ぎからはケルンがドルトムントに対して圧力をかけ、
ロイスをにすらボールを入れさせない。
そうすると、ロイスはボールを受けに下がってしまう。
なので、1トップのパコ孤立。
去年なら、この状態でもウイング(サンチョ)が全部抜くという秘技があるのだが、今年はそこまでコンディション上がってなくて1枚剥がすのでやっと。
補強の目玉だった、アザール弟は中に入ってきてしまうので4-4の混んでるとこに突っ込んでボールを失う。 なんかJで見るぞそういうの。
そんなわけで、ドルトムントはノッキングを起こし、ケルンペースの前半。

そして、前半29分ケルンがCKキックからニアフリックでファーで押し込み先制。
その後もケルンペース。ドルトムントは相手陣内に運ぶのでやっと。
なんなら、ビルドアップ隊からボールを引き出すのもロイスなので、ロイスを抑えちゃえば本当に何もできなくなるドルトムント。
ちょっとこの状況はやばい。

後半

何か修正するだろうと思ったが何も修正しない。
やばい。
ただ、助かったのは55分にコルドバが壊れたこと。
入ってきたのはデローテ。
デローテは今や絶滅危惧種であるザ・電柱。2部では高さで無双できるのだが、1部では高さ以外なにも通用せず。というイメージ。
なので、カウンターもモデスト1枚になり、破壊力が落ちる。

ゲームが動いたのは63分ドルトムントの2枚変えがきっかけ。
ハキミ、ブラントを入れて4-3-3へ変更。
これで、ケルンは2DHはマルコ・ロイスだけを見ればよかったのだが、
今度はそこにブラントも入ってくる。これで、混乱。
ビルドアップ隊からの引き出すのもロイスとブラントになるのでスムーズ。
ケルンは撤退守備するしかないような状態に。
押し込みブラント、ロイス、パコ、サンチョが近い距離でプレーすると
いつものドルトムントに戻る。
70分CKキックからサンチョがミドル射抜いて同点。
81分ケルンはモデストも下げ4-1-4-1に変更。好き放題やられてたブラント、ロイスに対して3vs2の数的有利を保って同点でゲームを終わらしにかかかるが、デローテ1トップだとドルトムントを押し返す事が出来ず
結局押し込まれる状況になる。
83分ピシチェクの大外からのクロスをハキミが飛び込みついに逆転。SBからSB。仙台かよ。ハキミは菅井かよ。
逆転された、ケルンは最後の力を振り絞って反撃に転じるがデローテだからキツイ。
デローテの高さを使ってもセカンドボールを拾う体力もない。距離感も押し込まれているので悪い。デローテが孤立。
最後アディショナル3分に念願のFKを獲得するケルン。
が、そのFKのカウンターをサンチョとパコで決め切ってドルトムント3点目。このカウンターはえぐかった。

そんな感じで滅茶苦茶苦労したけど4-3-3のファイアーシステムが功を奏し見事逆転勝ち。開幕2連勝となった。

最後に

見直さず終わったあと20分で書くという暴挙。
久しぶりこのくらいの感想文を書いた。正直このレベル気楽で楽しいw
勝負のポイントは4-3-3に変更後ケルンはそれに対応できなかったところであった。
ドルトムントは去年からマルコ・ロイスと心中するチームであって今日みたいなパターンは負けゲームであった。
が、今年はブラント良いぞ。めっちゃ安かったのにいいぞブラント!!
(安かったのは、レバークーゼンがバイアウトの設定を変更するの忘れてただけという話だがw)
一方の目玉のアザール弟はもう少し時間が必要。ていうか、彼はウイングプレイヤーなのかな。ちょっと疑問。
あとは、ゲッツェが出番が無いので反乱起こしそう。冬移籍するかもねー。
そんな感じのケルン戦であった。
ケルンとしては、コルドバ壊れたところで、せめて大迫いれば勝てたなーっていう試合だったかな。と思う。

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