【ネタバレ】エヴァを見ての感想 その1

始めるその前に

エヴァQで初登場した
真希波・マリー・イラストリアス。
謎のままここまで来てしまったのだが、
キーパソンになるとはちょっとだけ想定していた(後出しじゃんけん)
それは名前から想像。
綾波レイ
式波・アスカ・ラングレー
真希波・マリー・イラストリアス。

エヴァチルドレンは第二次世界大戦の軍艦名関連している。

苗字はすべて大日本帝国海軍の駆逐艦が由来となっている。
ま、綾波も敷波も巻波もみんな沈んでるのでここは差がなし。
なお、惣流(蒼龍)から式波に改名したのも駆逐艦に統一するためだった。
なので、絶対に名前に意味があると思っていた。(結局無かったな)

ちなみに、蒼龍も大日本帝国海軍の船ではあるけれども駆逐艦では無く空母。

そして、セカンドネームのある二人。
それぞれ、ラングレーとイラストリアス
ラングレーはアメリカの初期型空母。
そして、イラストリアスはイギリスの空母。
セカンドネームは連合軍の空母で統一。


そして、第二次世界大戦中に綾波、敷波、巻波、ラングレーは沈んでいるのだが、
イラストリアスのみ第二次世界大戦を生き残っている。
なので、マリは生き残るうえで重要な役割を持たせるに違いないと思っていた。


そして、冒頭。

量産型vs8号機の空中戦。

普通のロボットアニメならば量産型がボコボコにされるのだが、
旧劇のトラウマがあるんでドキドキするがその心配をよそにマリ無双。
そして、陽電子砲超かっこいいし、それをブロックする無人戦艦もかっこいい。

エヴァなのにエンターテインメントしてる感。
で、シンエヴァで3人孤立した組はまさかのケンスケと遭遇。
そして、第3村へ。

第三村

エヴァがループものもしくは平行世界ものであれば実はめっちゃ重要パートだった気がする。

なんかエヴァなのに昭和感でめっちゃ違和感。
クレジットにジブリがあったけども驚かない世界観。
ただし、ジブリじゃないぞってことで列車がなぜか浮いていたり、うまい飯は出てこない。
むしろ、無理やり食わされる。めっちゃエヴァ。

大人になったトウジ、ケンスケとの再会。驚愕。というか人間生きてんだ。
委員長とトウジは結婚して娘がいる。これは驚かない。
塞ぎ込んで何も食べないしゃべらないシンジに委員長の父親から怒られる。

で、ケンスケの家に。
ケンスケの家に行ったらアスカは全裸。
なお、常に半裸でパンツ一丁。
ケンスケのリアクションは無い。まさかそういう仲なのか!それは驚き。トウジでは驚かなかったけど。

で、第三村での日常パート@アヤナミが開始。
アヤナミが最高に可愛かった。オレは至福の時間。

ところで、綾波の日常パートって初めてなんですよね。
これまでに綾波が絡んできたのはネルフのメンバーのみだったのですごくすごーく貴重なシーン。
で、貴重なシーンでいろんな体験をし綾波は成長。自分は自分だという自我(?)が芽生える。
「あたしの代わりはいくらでもいる。」からの脱却だったように思える。

あと、ケンスケもトウジもまともな大人だった。
なんなら委員長のお父さんもまともな大人だった。
シンジくんをちゃんと正しく叱った人って初じゃないかな。

エヴァに出てくる大人ってまともな人間っていなかったんだけど
成長したトウジやケンスケを含めこの第三村の大人はエヴァの世界で初のまともな大人だったような気がする。
そして、人が他人と協力して生きていく第三村。これもエヴァ史上初。

エヴァってずーっと内向きで他人は他人。自分は自分の世界。あまり人と他人は交わらない。
そんな中でシンジが成長していく物語だったと思っている。
ところが、第三村ではそうじゃない人と他人が手を取り合いながら生きていく。
これを体験できたのは色々と素敵な事だったと思う。

でも、アヤナミは長く生きられない。そういう運命。
アヤナミは綾波と違うってことで名前を探してるけどシンジは綾波は綾波だという。
その答えにアヤナミも満足。そして、LCLになって消滅。この時プラグスーツが白になって「綾波レイ」として消滅していく。
なんかエモい。
そして、シンジはまた塞ぎ込むと思ったらちゃんと現実を見て自分の責任を取る決断をする。
それが出来たのも第三村を経験したから。
そういえば、第三村には加地くんとミサトの子供がいて驚き。
14歳。ってことはニアサードインパクト時には妊娠してたんかい!!っていう。それは知らんかった(驚)

で、そんなシンジはヴンダーに戻る事を決意。
なんか、シンジらしくない。ロボット漫画の主人公している感じある。

ということで、この第三村こそがエヴァからの脱却だった気がする。気がするだけ。

自分は自分。他人は他人で思うのは

旧劇の話だけども、「従来の世界への回帰」人と他人の融合を拒否したのにも関わらず、他人のアスカに「気持ち悪い」って言わ他人に拒否される。
辛い。
しかも、首絞めてるにも関わらず優しくされ、受け入れられたと思った瞬間にそれ。辛すぎる。
まーなんつーか今思えば当たり前っちゃー当たり前だけどね。自分に都合良すぎたからね。

でも、自分に都合良すぎたってのは、第三村の経験をしていないからかもしれない。もう少しあの時に他人を思えればって違う終わり方があったと思う。
第三村では人と他人は違うけど、それでも他人を思う事で優しくできる。っていうことを学ぶ。
旧劇でもう少しアスカ(他人)の事を思い優しく出来ていたなら「気持ち悪い」で思わらなかったんだろうなって思った。
てか、ずっと見ながら旧劇のトラウマと戦ってるおれ。旧劇怖いw

そんな風に思った前半戦。

~後半戦へ続く~


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