勝手に易サイト(18) 2024年ノーベル文学賞で日本人の受賞はあるか
2024年ノーベル賞特集
④ノーベル文学賞
2024年のノーベル文学賞が10月10日に発表される。
例年文学賞候補に名を連ねる村上春樹さんの受賞は今年こそあるだろうか。
また、近年はドイツで活躍する多和田葉子さんも候補の一人として海外で評価が高まっているという。
ノーベル文学賞の日本人有力候補者
村上春樹氏
いわずとしれた現代日本文学界を代表とする作家である。
多和田葉子氏
多和田さんは1960年、東京生まれ。読売新聞の記事によると、大学卒業後ハンブルクへ渡り、以来ドイツで約40年暮らす。
93年に「犬婿入り」で芥川賞を射止め、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、読売文学賞など、国内の主要文学賞を次々と受賞する。
2016年に、ドイツの文学賞「クライスト賞」を受賞。18年には、「献灯使」でアメリカ「全米図書賞」の翻訳文学部門に輝いた。この作品は、世界10か国以上で翻訳されているという。筆者は多和田さんの作品を読んでいないのでコメントできる立場にないが、ノーベル文学賞を受賞され彼女の作品がより多くの人に(筆者も含めて)読まれることを期待したいものだ。
日本人候補の受賞の可能性は
立筮で得た卦は「5.水天需」2爻である。
卦辞に「需は孚(まこと)有れば光(おおい)に亨(とお)る。貞(てい)あれば吉なり。大川を渉るに利あり」とある。
水天需の「需」は、待つこと、停滞ということ。物事が進まず、障害が多いことを示している。しかし、じっと我慢して待つだけでなく、いざという時のために準備を整えて好機到来の機会に備えるという意味を持つ卦である。
「孚有れば光に亨る」とは、親鳥が卵を温めて孵化することが原義だ。
そして「貞あれば吉」で、好機を逃さず、正しい時期に正しく動けば、大事を為しても成功する」ということを示している。
爻辞は「沙に需(ま)つ。小し言(こと)有り。終(つい)に吉」とある。
沙とは水辺の砂地のこと。少しゴタゴタが生じるが、最後は上手くいくとある。
この卦からすると、日本人の今年のノーベル文学賞の受賞は難しいかもしれないが、まったく希望がないわけでもない。また、来年の受賞につながる可能性もありそうなので、平常心で作家活動を続けていくことが大切といえそうだ。
[追記 投稿記事の検証]
2024年のノーベル文学賞は、韓国の現代文学を代表する作家のハン・ガン(韓江)氏が受賞した。日本人の受賞とはならなかった。
【結果】的中
(2024/10/26 Ryu3 記)
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