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ドラゴンボールGT

TVアニメ『ドラゴンボールGT』は、大人気漫画『ドラゴンボール』を原作としたTVアニメオリジナル作品であり、『ドラゴンボールZ』除く編にあたります。本作は前作までのストーリーとは異なり、原作者である鳥山明さんがシナリオを手がけておらず、アニメのオリジナルストーリーで展開されます。

『ドラゴンボール』を原作としたオリジナルストーリーは、海外のファンなどが作ったものが有名であり、こちらでも『ドラゴンボールZ』以降のストーリーが展開されていますが、本作『ドラゴンボールGT』は鳥山明さん公認の公式ストーリーになりますので、分けて考えることをオススメします。

【ドラゴンボールGT】「究極のドラゴンボール」

前作で魔人ブウの純粋な魂が善人に転生した人物ウーブですが、孫悟空はウーブとの出会いから5年が経っています。

孫悟空はウーブが高い戦闘能力を秘めていることから、ウーブがこれからの地球を守っていくものだと考え、日々ともに修行していました。

ウーブとの修行の旅の終わり、修行の最終試験を行っているときに「究極のドラゴンボール」が収められている神殿にピラフ一味が襲来します。

究極のドラゴンボールの危機にさらされます。

究極のドラゴンボールを使い赤い神龍を呼び出したピラフ一味ですが、そこに孫悟空が駆けつけます。

ピラフ一味の願いを勘違いした神龍は、孫悟空を子どもの姿に変えてしまいます。

究極のドラゴンボールの願いは、一年以内にもう一度究極のドラゴンボールを集めなくては地球が滅ぶという魔力が秘められておりました。

孫悟空たちは宇宙に分散しているドラゴンボールを探す旅に出る事になりました。

【ドラゴンボールGT】「復讐鬼・ベビー」

ドラゴンボールを集めるため宇宙に旅に出た孫悟空たちですが、彼らの旅は順調にすすんでおりドラゴンボールもおおかた集まっていました。

そんな孫悟空たちのまえに人口生命体ベビーという人物が登場します。

人口生命体ベビーは、かつてサイヤ人によって滅ぼされたとされるツフル人の生き残りであるドクター・ミューによってよって作られた強力な戦闘力を持った人口生命体です。

ドクター・ミューの目的はサイヤ人への復習であり、孫悟空たちのようにサイヤ人に襲いかかります。

そしてベビーは地球の強力なエネルギーをもった者たちに乗り移ることで地球を我が物にします。ベビーによる支配を免れたパン、ウーブは孫悟空とともに地球の危機に立ち向かいます

【ドラゴンボールGT】「究極の人造人間」

ベビーとの死闘の末、地球の平和を取り戻した孫悟空たちですが、ベビーを生み出した黒幕であるドクター・ミューは孫悟空たちサイヤ人を滅ぼすために次なる一手を考えていました。

ドクター・ミューは、地球一の科学者といわれるドクター・ゲロと手を組み、人造人間17号の新型(ヘルファイター17号)を製造することに成功します。

ヘルファイター17号はこれまでの17号より桁違いにパワーアップしており、残虐な性格をしています。

またすでにこの世に生きている17号との共鳴反応によりあの世(地獄)が現世と繋がってしまいます。

そのためこれまで孫悟空が倒したセルやフリーザなどの強敵が復活します。孫悟空はセルやフリーザの待つ地獄に乗り込みます。

【ドラゴンボールGT】「7匹の邪悪龍」

ヘルファイター17号との戦闘は多くの仲間達が犠牲となる結果になりましたが、無事に集結しました。孫悟空たちはヘルファイター17号との戦闘で犠牲になった街や人々を復活させるためにドラゴンボールを再び集め始めます。

しかし、ドラゴンボールを集めるとそのドラゴンボールは全てヒビが割れてしまいます。

そしてそのヒビ割れたドラゴンボールからは真っ黒な光を放つ神龍が出てきました。出てきた黒い神龍の様子はおかしく、七匹の邪悪龍に分散し、散らばってしまいました。

分散した邪悪龍はそれぞれが風や雷などの自然の力を操り、このままでは世界中をマイナスエネルギーにより破壊してしまいます。

孫悟空たちは世界に散らばった邪悪龍たちを退治するため立ち上がります。

【ドラゴンボールGT】孫悟空の最後

最後の戦いを終えた孫悟空ですが、もとにもどったドラゴンボールから神龍が現れます。それをみて孫悟空は「もうそんな時間か」とつぶやきます。

この意味深な台詞ですが、ドラゴンボールと時間指定で何らかの契約をしていたのではないかと考察できます。

たとえば一星龍を倒すために一時的に復活したのかも知れませんし、のちのち自身の命を捧げる代わりに地球を救う力を得ていたのかも知れません。

この点は考えてしまうとキリがないですが、いつもは「出でよ神龍」と言わなきゃ出てこない神龍が突如現れたのには並々ならぬ理由がありそうです。

そして最後に孫悟空は神龍の背中に乗ってどこかに行ってしまいます。

孫悟空がこの時死んでいたと考えるとあの世に旅立ったのかも知れませんし、もしかしたら神龍と一緒にこれからもあり続けるかも知れません。

キャラクター紹介

孫悟空

天界でピラフたちが封印を解いた究極のドラゴンボール=ダークドラゴンボールの力で、子供の姿にされてしまった。宇宙に散ったダークドラゴンボールを集めるために宇宙に旅立つことになる。最初は、小さくなった体のためにパワーも思うように出せないが、冒険を続けるうちに…。

トランクス

魔人ブウとの戦いから月日がたち。すっかり成長したトランクス。ヤンチャな性格はカゲをひそめ、真面目さが災いして、悟空やパンの起こした騒動に振り回される損な役回り。メカに強いのはブルマゆずりだが、時々思わぬ失敗も…。

パン

悟飯とビーデルの間にできた子供で、好奇心旺盛、いつでも元気いっぱいの女の子。恐いもの知らずが災いして、あぶない事件に巻き込まれることもしょっちゅう。

ベビー

宇宙の科学者、Dr.ミューの生み出した戦闘生命体マシンミュータント。生物の細胞に乗り移る能力を持ち、次々とサイヤ人に寄生してパワーアップしていく。かつてサイヤ人に滅ぼされたツフル人の遺伝子を受けついでいるためか、サイヤ人に対しての復讐心が強い。自分の故郷をダークドラゴンボールにより復活させ…。

ウーブ

悟空が倒した悪の魔人ブウの生まれ変わり。悟空の直弟子で、好青年。ミスター・ブウと融合してパワーアップする。

スーパー17号

17号と新17号が合体してスーパー17号に変身。クールかつ大胆な性格。人造人間とマシンミュータントが結合した究極の人造人間で頑丈なボディに特殊なエネルギー吸収システムをもつ。

孫悟空(スーパーサイヤ人4)

サイヤ人の究極形態。大猿になっても理性が保てるスーパーサイヤ人だけがなれる。冷静で攻撃的な性格と、黒髪に赤い体毛が特徴。10倍かめはめ波が打てるようになる。

ベジータ(スーパーサイヤ人4)

悟空を越えられないベジータを見た妻・ブルマは超ブルーツ波発生装置を開発。これによってベジータはスーパーサイヤ人4へと変身できるようになった。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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