ルーマニア東大生一人旅①🇷🇴 東欧の雰囲気感じるブカレスト旧市街【ブカレスト】
こんにちは。
前回はトルコのイスタンブールから夜行バスに乗ってルーマニアのブカレストまで移動。
今回はその続きです。
長い出国審査と入国審査
夜行バスと言えど、2月のシーズンオフだったからか、席はがら空き。
ということで、4列シートをフルに使って横になって寝る。ヨーロッパだとこういう寝方をしてる人は結構多くいる。
深夜2時にバスの明かりがついた。
どうやら出国審査と入国審査のようだった。
パスポートと荷物を見せ、簡単な質問に答える。
すぐに終えてバスの中に戻るのだが、バスが一向に進まない。どうやら、何らかの手続きをしているようだった。
やはりウクライナ情勢のこともあり、審査に慎重になっているのだろうか。1,2時間近く待ってようやくバスは出発。
観光時間には余裕を持っていたため特に問題はないが、到着予定時刻を2時間ほどオーバーしての到着だった。
味のあるブカレスト旧市街
そんなこんなで、ブカレストに到着。
中心部まで少し距離があったので、電車で移動。切符がおよそ100円弱と結構安い。
他のヨーロッパ諸国が高すぎるのもあるが、ルーマニアの物価は貧乏旅行者にとっての救世主だ。
ルーマニアの街並みはどこか寂れているような、人少なさを感じさせる。
治安悪化が心配される一面もあるが、他のヨーロッパと異なるような東欧独自の雰囲気も同時に感じさせられる。
まず最初にやってきたのは、"Saint Anthony" Churchという正教会。
中を覗いてみると、中にはたくさんのキリスト教信者の方がいた。
とても中には入れなさそうなので、外観だけ拝んで次の場所へ。
次に、Cărturești Caruselという本屋。世界一美しい本屋とも言われているらしい。
外の寂れた様子とは対照的に、整然とした華やかな雰囲気が本屋から感じられる。
これは確かに美しい。最上階にはカフェも併設されているようだった。
リプスカニ通りを抜け、ルーマニア国立銀行の角を曲がり、The Church of the "Stavropoleos" Monasteryへ。
随分と小ぢんまりとした様子の教会だ。
更に通りを抜け、突き当たりのCEC宮殿、ルーマニア国立史博物館、そしてBiserica Zlătariという教会へ。
続いて、Macca-Vilacrosse Passageという通りへ。パブやレストランが並ぶ19世紀の通りで、雰囲気を感じさせる。
今までの中で1番観光地らしさを感じさせる場所だ。
ルーマニア版ロールキャベツ
昼時になったので、ここら辺で腹ごしらえ。
やってきたのはCaru' cu Bereというルーマニア料理店。
内装が非常に素晴らしい雰囲気。
席もかなり多く、予約しなくても十分に入れる余裕がありそうだ。
注文したのはサルマーレというルーマニア料理。ルーマニア版のロールキャベツといったところか。
細長い形をしているのが印象的だ。
一口食べてみると、思っていたよりは酸味のある味。しかし、キャベツに包まれたジューシーな肉の感触が感じられて普通に美味い。
東欧ではおなじみの、サワークリームのようなソースとの相性も抜群。
なお、サルマーレの下に添えられているのはママリーガという、ルーマニアの国民食。
とうもろこしの粉を練って作る餅のような料理で、単体だとほのかな甘みを感じる程度。
しかし、メインのサルマーレと合わせて食べると腹も膨れて丁度いい。
値段は2000円程度と、ルーマニアにしてはちょい高めだが、それでも他の国に比べたら安い方。
人気店なのも納得なお店だった。
こんな感じで午前中の観光終了。
午後は旧市街を抜け、議事堂宮殿や革命記念碑など、他のルーマニアの魅力を探っていく。
ルーマニア、留学前は全くノーマークの国だったけど、なかなかに面白そうな国だ。
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